本書は、以下の製品を対象としています。
SPARC M10-4S、SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000
Solaris 10、Solaris 11
PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.3A20以降、PRIMECLUSTER HA Server 4.3A20以降(SPARC M10-4S)、
PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.3A10以降、PRIMECLUSTER HA Server 4.3A10以降
(SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000)
PRIMECLUSTER環境でDR機能を動作させるためには、以下の対応が必要です。
OSパッチの適用
Solaris 10の場合、必須パッチ:118833-17以降を適用してください。
カーネルパラメタのチューニング
PRIMECLUSTERのインストール時に/etc/systemに設定した以下の行を削除し、カーネルケージの機能を有効にしてください。
set kernel_cage_enable=0
設定が有効になっているかの確認方法については、“DRユーザーズガイド”の“2.3.2 カーネルケージメモリの設定”を参照ください。
注意
DR機能を動作させるための条件や留意事項の詳細については、“SPARC M10 システム ドメイン構築ガイド”または、“DR ユーザーズガイド”を参照してください。