[利用者の処置]
rdbrcvdicコマンドのIOEモード実行中の場合は、LOADモードによる復旧に変更して実施してください。
rdbrcvコマンドのFWモードあるいは、IOEモードの実行に失敗した場合は、rdbrcvコマンドのLOADモードによる復旧またはrdbsloaderコマンドによってデータベースの復旧を実施してください。
rdbrcvコマンドのLOADモードの実行に失敗した場合は、rdbsloaderによる復旧を実施してください。
[調査資料]
コアダンプ
格納場所:
RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリにあります。
取得方法:
ntbackupコマンド等により2次記憶媒体に退避してください。
操作例:
ntbackupを起動し、メニューの指示に従いcoreファイルを退避してください。
ロードモジュール
格納場所:
インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
取得方法:
ntbackupコマンド等により2次記憶媒体に退避してください。
操作例:
ntbackupを起動し、メニューの指示に従いrdb2base.exeファイルを退避してください。
ライブラリ
格納場所:
インストールディレクトリのlib配下などにあります。
取得方法:
VC++付属dumpbinコマンドのimportsオプションにrdb2base.exeを指定した時の出力に含まれるファイルを2次記憶媒体に退避してください。
操作例:
ntbackupを起動し、メニューの指示に従いライブラリファイルを退避してください。
コンソールログ
格納場所:
イベントビューアでイベントログを保存したディレクトリです。
取得方法:
イベントビューアのログメニューから、名前を付けて保存を選び2次記憶媒体に退避してください。
実行手順ログ
格納場所:
不定。
取得方法:
処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを2次記憶媒体に退避してください。
RDBディレクトリファイル
格納場所:
データベース用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタファイルのRDBDIRSPACE1で指定したパス配下の、"DIR_FILE1"という名称のNTFSファイルです。
RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタファイルのRDBDIRSPACE2で指定したパス配下の、"DIR_FILE2"という名称のNTFSファイルです。
取得方法:
データベース用とRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルを、ntbackupコマンド等で2次記憶媒体に退避してください。
操作例:
ntbackupを起動し、メニューの指示に従い以下のファイルを退避してください。
- C:\\SFWSV\\RDB\\USR\\DIR\\DIR_FILE1
- C:\\SFWSV\\RDB\\USR\\DIR\\DIR_FILE2
データベーススペース
格納場所:
rdbddlexコマンドのCREATE DBSPACE文で指定したファイルです。
取得方法:
ntbackupコマンド等により2次記憶媒体に退避してください。
操作例:
ntbackupを起動し、メニューの指示に従いファイルを退避してください。
ログ管理ファイル
格納場所:
ログ管理ファイル(rdblogmanage)は以下の箇所に存在します。
- RDB構成パラメタファイルに定義種別(RDBLOGMANAGE)を指定した場合は、指定したディレクトリに存在します。
- RDB構成パラメタファイルに指定していない場合は、Symfoware/RDBをインストールしたディレクトリのetcディレクトリに存在します。
取得方法:
ログ管理ファイルを、ntbackupコマンド等により2次記憶媒体に退避してください。
操作例:
ntbackupを起動し、メニューの指示に従いログ管理ファイル(rdblogmanage)を退避してください。
アーカイブログファイル
格納場所:
アーカイブログファイルの格納場所は、rdblog -V -aコマンドを実行することで所得できます。
取得方法:
アーカイブログファイルを、ntbackupコマンド等により2次記憶媒体に退避してください。
操作例:
ntbackupを起動し、メニューの指示に従いアーカイブログファイルを退避してください。
退避アーカイブログファイル
格納場所:
アーカイブログファイルを、rdblog -Bコマンドで退避したときの退避場所に存在します。
取得方法:
既に、退避済みの退避アーカイブログファイルを、ntbackupコマンド等により別の2次記憶媒体に退避してください。
操作例:
ntbackupを起動し、メニューの指示に従い退避アーカイブログファイルを退避してください。