共通ディレクトリ
Interstage Java EE 6 DASサービスとすべてのIJServerクラスタで共通に使用するライブラリ(jarファイルまたはクラスファイル)を保管します。
共通ディレクトリには、JDBCドライバなどユーザがアプリケーションで使用するライブラリを自由に設定できます。
共通ディレクトリに保管したファイルを有効にするためには、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはIJServerクラスタの再起動が必要です。
jar: [Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib クラス: [Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib\classes
jar: [Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib クラス: [Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib/classes
システム拡張ディレクトリ
Interstage Java EE 6 DASサービスとすべてのIJServerクラスタで共通に使用するJavaのオプションパッケージを保管します。
オプションパッケージの詳細は、JDKのドキュメント「拡張機能機構」を参照してください。
システム拡張ディレクトリに保管したファイルを有効にするためには、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはIJServerクラスタの再起動が必要です。
[Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib\ext
[Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib/ext
アプリケーションライブラリ
アプリケーション内で共通に使用するライブラリを、配備時にJARファイルの絶対パスで指定します。ライブラリが保管されているディレクトリの指定はできません。
アプリケーションライブラリを変更する場合は、絶対パスで指定しているJARファイルを同名のJARファイルで置き換えるか、再配備します。
配備は、asadminコマンドで行います。
詳細は、「4.5 アプリケーションの配備」を参照してください。
クラスパスのサフィックス
共通クラスローダのクラスパスの末尾に挿入するクラスパスを設定します。クラスパスのサフィックスは、IJServerクラスタまたはInterstage Java EE 6 DASサービスごとに有効となるため、IJServerクラスタ(またはInterstage Java EE 6 DASサービス)ごとに共通クラスローダがロードするクラスを設定することができます。
クラスパスのサフィックスは、asadminコマンドのsetサブコマンドで設定します。
参照
詳細については「7.7.14 Java VMの定義項目」の「クラスパスのサフィックス」を参照してください。