Webサーバコネクタは、Webサーバが受けたリクエストをWebコンテナに転送する役割を持っています。このため、Webサーバを経由する運用では、Webサーバコネクタが必要です。
本書では、Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)について説明しています。本書で「Webサーバコネクタ」と表記している場合は、特に断り書きがない場合、Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)のことを指します。
Webサーバコネクタには以下の機能があります。
リクエストの振り分け
故障監視
参照
Webサーバコネクタの制限事項については、以下を参照してください。
「使用上の注意」の「制限事項」-「既知の問題」-「Webサーバコネクタの制限事項」
「使用上の注意」の「制限事項」-「既知の問題」-「Webサーバコネクタの故障監視機能の制限事項」
Webサーバコネクタの運用準備については、「4.7 Webサーバを経由する場合の運用準備」を参照してください。
Webサーバコネクタのチューニングについては、「6.4 Webコンテナのチューニング」および「6.14.1 HTTP通信」を参照してください。
Webコンテナへの最大接続数と送受信タイムアウトをチューニングできます。
注意
Java EE 6とJava EE 7で同じWebサーバを使用してリクエストの振り分けを実施する場合、IJServerクラスタ名やInterstage Java EE 6/7 DASサービス名(server)がJava EE 6とJava EE 7の間で重複しないようにしてください。重複する場合、正しくリクエストの振り分けを実施することができません。