ページの先頭行へ戻る
NetCOBOL V12.0 LEサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.4 CEERAN0

0.0 と1.0 の間の一連の一様疑似乱数を生成します。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CEERAN0" USING
    BY REFERENCE SEED,
    BY REFERENCE RANDNUM,
    BY REFERENCE FC.
パラメタのデータ定義
01 SEED PIC S9(9) BINARY.
01 RANDNUM COMP-2.
01 FC.
   02 Condition-Token-Value.
   COPY CEEIGZCT.
       03 Case-1-Condition-ID.
           04 Severity PIC S9(4) BINARY.
           04 Msg-No   PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-2-Condition-ID
           REDEFINES Case-1-Condition-ID.
           04 Class-Code PIC S9(4) BINARY.
           04 Cause-Code PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-Sev-Ctl PIC X.
       03 Facility-ID PIC XXX.
   02 I-S-Info PIC S9(9) BINARY.
SEED (入出力)

乱数を生成するために使用する初期値を指定します。

有効範囲は、0 から+2,147,483,646 までです。

0を指定した場合、現在のグリニッジ標準時からSEEDを生成します。

呼出し元ルーチンに復帰するとき、SEED の値が更新され、次の呼出しで新しいSEED値として使用できるようにします。

RANDNUM (出力)

乱数が格納される領域を指定します。

0 と1 の間(0 と1 は含まない) の値を返却されます。

FC (出力)

フィードバック・コード域を指定します。

返却されるフィードバック・コードとコードの意味は以下のとおりです。

コード

重大度
(Severity)

メッセージ番号
(Msg-No)

意味

CEE000

0

0

成功

CEE2ER

1

2523

システム時間を使用することができません。乱数と新しいシード値を生成するために、シード値「1」が使用されました。

CEE2ES

3

2524

無効なシード値が渡されました。乱数が「-1」 に設定されました。