4.1 CEECBLDY

日付を表す文字列をCOBOL の整数形式に変換します。

COBOL 整数の値は、1601年1月1日を第1日とする通日を表す整数です。

指定方法

呼出しの記述

CALL "CEECBLDY" USING 
                BY REFERENCE CHRDATE, 
                BY REFERENCE PICSTR, 
                BY REFERENCE INTEGER,
                BY REFERENCE FC.

パラメタのデータ定義

01 CHRDATE.
   02 Vstring-length PIC S9(4) BINARY.
   02 Vstring-text.
      03 Vstring-char PIC X
                 OCCURS 0 TO 256 TIMES
                 DEPENDING ON Vstring-length of CHRDATE.
01 PICSTR.
   02 Vstring-length PIC S9(4) BINARY.
   02 Vstring-text.
      03 Vstring-char PIC X
                 OCCURS 0 TO 256 TIMES
                 DEPENDING ON Vstring-length of PICSTR.
01 INTEGER PIC S9(9) BINARY. 
01 FC.
   02 Condition-Token-Value.
   COPY CEEIGZCT.
       03 Case-1-Condition-ID.
           04 Severity PIC S9(4) BINARY.
           04 Msg-No   PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-2-Condition-ID
           REDEFINES Case-1-Condition-ID.
           04 Class-Code PIC S9(4) BINARY.
           04 Cause-Code PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-Sev-Ctl PIC X.
       03 Facility-ID PIC XXX.
   02 I-S-Info PIC S9(9) BINARY.

CHRDATE (入力): 日付やタイム・スタンプを表す文字列(長さを含む)を指定します。文字数は5 から255 までです。

PICSTR (入力)

CHRDATEに指定した日付の形式を指定します。

PICSTR内の各文字は、CHRDATE内の文字に対応します。

有効なピクチャー文字用語のリスト、ならびに有効なピクチャー文字列の例については、IBMのマニュアルを参照してください。

INTEGER (出力): COBOL整数日付(1600年12月31日からの日数) を格納する領域を指定します。

FC (出力)

フィードバック・コード域を指定します。

返却されるフィードバック・コードとコードの意味は以下のとおりです。

コード	重大度 (Severity)	メッセージ番号 (Msg-No)	意味
CEE000	0	0	成功
CEE2EB	3	2507	不十分なデータが指定されました。
CEE2EC	3	2508	日付の値が無効です。
CEE2ED	3	2509	年号に誤りがありました。
CEE2EH	3	2513	入力の日付が、サポート範囲内にありません。
CEE2EL	3	2517	月の値に誤りがありました。
CEE2EM	3	2518	無効なピクチャー文字列が指定されました。
CEE2EO	3	2520	日付ストリングがピクチャー文字列に適合しませんでした。
CEE2EP	3	2521	年号の年(<JJJJ>) または年号の年(<CCCC>) が0 であった。