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NetCOBOL V12.0 CBLサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.1 CBL_ALLOC_MEM

メモリを獲得します。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CBL_ALLOC_MEM" USING メモリポインタ
                           BY VALUE メモリサイズ フラグ
                     RETURNING 状態コード.
パラメタのデータ定義
       01  メモリポインタ  USAGE POINTER.
       01  メモリサイズ    PIC S9(9) COMP-5.
       01  フラグ          PIC S9(9) COMP-5.
       01  状態コード      PIC S9(4) COMP-5.
メモリポインタ

獲得したメモリのポインタを格納する領域を指定します。

メモリサイズ

割り当てるメモリのサイズを指定します。最大値は65531です。

フラグ

割り当てるメモリの属性をビット単位で指定します。ビットの情報は以下のとおりです。

  • ビット 0

    ON: メモリが共有される

    OFF: メモリが共有されない

  • ビット 1

    ON: 割り当てたメモリが再配置不可能

    OFF: 割り当てたメモリが再配置可能

注意

本システムでは、フラグの値は意味を持ちません。

復帰コード

復帰コードは、RETURNINGに指定した状態コードに設定されます。

状態コード
  • 0: 成功

  • 0以外: 失敗