ファイルリストからファイルの情報を取得します。 ファイルリストに複数のファイルがある場合、この操作コードが呼び出されるたびに、リストの先頭から順にファイル情報が返されます。
指定方法
CALL "CBL_DIR_SCAN_READ" USING ファイルハンドル ファイル詳細情報 RETURNING 状態コード.
01 ファイルハンドル BINARY-LONG. 01 ファイル詳細情報. 02 ファイル属性 PIC 9(4) COMP-5. 02 ファイル日時. 03 YEAR PIC 9(4) COMP-5. 03 MONTH PIC 9(2) COMP-5. 03 DAY PIC 9(2) COMP-5. 03 HOUR PIC 9(2) COMP-5. 03 MINUTE PIC 9(2) COMP-5. 03 SECOND PIC 9(2) COMP-5. 03 MILLISEC PIC 9(2) COMP-5. 03 DST PIC 9 COMP-5. 03 SIZE PIC 9(8) COMP-5. 03 NAME. 04 MAX-LEN PIC 9(2) COMP-5. 04 ENTRY-NAME PIC X(n). 01 状態コード BINARY-LONG.
CBL_DIR_SCAN_STARTで返されたファイルリストハンドルを指定します。
ファイルの詳細情報を格納する領域を指定します。 各項目には以下の情報が設定されます。
ファイル属性
ファイルの属性です。以下の値の和で表されます。
値 | 意味 |
---|---|
1 | ファイルです。 |
2 | フォルダです。 |
8 | 読込み可能です。 |
16 | 書き込み可能です。 |
32 | 隠しファイルです。 |
ファイル日時
ファイルが最後に修正された日時が設定されます。
項目 | 内容 |
---|---|
YEAR | 現在の西暦から1900を引いた値が設定されます。 |
MONTH | 0-11の値が設定されます。(1月の時0) |
DST | 修正日時が夏時間の時刻である場合”1”、そうでない場合”0”が設定されます。 |
SIZE | ファイルのサイズがバイト単位で設定されます。 |
NAME | ファイル名およびその長さが設定されます。 |
復帰コード
復帰コードは、RETURNINGに指定した状態コードに設定されます。
0:ファイル情報の取得に成功しました。
2: 無効なファイルリストハンドルが指定されました。
3: 検索条件に該当するファイルがありませんでした。
127:その他のエラーが発生しました。