ファイル名の構成要素(装置名、基本名、拡張子)を結合してファイル名を作成します。
指定方法
CALL "CBL_JOIN_FILENAME" USING 分割結合パラメタ 結合バッファ 装置バッファ 基本名バッファ 拡張子バッファ RETURNING 状態コード.
01 分割結合パラメタ. 02 パラメタ長 PIC 9(4) BINARY. 02 分割結合フラグ1 PIC 9(2) BINARY. 02 分割結合フラグ2 PIC 9(2) BINARY. 02 装置相対番地 PIC 9(4) BINARY. 02 装置長 PIC 9(4) BINARY. 02 基本名相対番地 PIC 9(4) BINARY. 02 基本名長 PIC 9(4) BINARY. 02 拡張子相対番地 PIC 9(4) BINARY. 02 拡張子長 PIC 9(4) BINARY. 02 全長 PIC 9(4) BINARY. 02 分割バッファ長 PIC 9(4) BINARY. 02 結合バッファ長 PIC 9(4) BINARY. 02 第1パス構成要素長 PIC 9(4) BINARY. 01 結合バッファ PIC X(n). 01 装置バッファ PIC X(n). 01 基本名バッファ PIC X(n). 01 拡張子バッファ PIC X(n). 01 状態コード PIC S9(4) COMP-5.
パラメタ長 | 分割結合パラメタの長さを指定します。通常は24です。 |
分割結合フラグ1 | 分割結合フラグ1の情報をビット単位で指定します。ビットの情報は以下のとおりです。
|
分割結合フラグ2 | 分割結合フラグ2の情報をビット単位で指定します。 |
装置相対番地 | 装置バッファ内の装置名の先頭からの相対番地を指定します。 |
装置長 | スペース終了でも空終了でもない場合の装置名長を指定します。最大値は255バイトです。 |
基本名相対番地 | 基本名バッファ内の基本名の先頭からの相対番地を指定します。 |
基本名長 | スペース終了でも空終了でもない場合の基本名長を指定します。最大値は255バイトです。 |
拡張子相対番地 | 拡張子バッファ内の拡張子の先頭からの相対番地を指定します。 |
拡張子長 | スペース終了でも空終了でもない場合の拡張子長を指定します。最大値は255バイトです。 |
全長 | ファイル名の合計文字数を格納する領域を指定します。 |
分割バッファ長 | 分割バッファ長を指定します。 |
結合バッファ長 | 結合バッファの長さを指定します。 |
第1パス構成要素長 | 第1パス構成要素長を指定します。 |
結合したファイル名を格納する領域を指定します。
装置名を指定します。
コロンを必要としない装置名として、以下をサポートしています。 CON, AUX, COM1, PUN, COM2, LPT1, LPT, LST, PRN, LPT2, LPT3, ERR, NULL
基本名を指定します。
拡張子を指定します。
復帰コード
復帰コードは、RETURNINGに指定した状態コードに設定されます。
0: 成功
1: 結合バッファがオーバーフロー
4: ファイル名に誤りがある
使用例
装置バッファに"A:\Example"、基本名バッファに"Master"、拡張子バッファに"doc"が格納されている場合、 このサブルーチンにより結合バッファに"A:\Example\Master.doc"が組み立てられます。