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NetCOBOL V12.0.0 リリース情報
FUJITSU Software

2.1.11 INSDBINFコマンドについて

変更内容

NetCOBOL V8.0L10より、Pro*COBOLのオプションcomp5、declare_sectionに対応するように変更しました。これにより、Pro*COBOLのオプションcomp5=yes、declare_section=yesを指定している場合、埋込みSQL宣言節外に定義したBINARY、COMP、またはCOMPUTATIONALのデータは、NetCOBOL V7.2L10以前のコマンドパラメタではホスト変数と扱われてしまい、正常に翻訳できない場合があります。

影響

NetCOBOL V8.0L10 ~ NetCOBOL V9.0L20

INSDBINF生成プログラムの末尾に不適当な行を追加するため、翻訳時にその行(オリジナルソースプログラム行番号)に対するコンパイルエラーが出力されます。

NetCOBOL V10.0.0以降

INSDBINFコマンドが、以下のメッセージを出力します。

正しい行情報およびファイル名制御情報を出力することができませんでした。入力ファイルまたはオプションを確認してください。

対処方法

INSDBINFコマンドに-Dオプション(埋込みSQL宣言節内の宣言のみをホスト変数として扱う)を指定してください。