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Systemwalker Operation Manager  導入手引書
FUJITSU Software

1.3.2 インストール前の作業

インストールの前の作業について説明します。

ソフトウェア説明書の参照

ソフトウェア説明書には、Systemwalker Operation Managerに関する基本的な注意事項が記載されています。インストール前に必ずお読みください。

既存環境のバックアップ

アップグレードインストールまたは再インストールの場合は、既存環境は自動的に移行されますが、インストールに失敗した場合に備えて、バックアップしておいてください。

バックアップ手順の詳細については、以下を参照してください。

インストール先のシステム環境の確認

インストール先のシステム環境について、以下の確認を行ってください。

Serverサービスについて

Windows Server 2008以降にSystemwalker Operation Managerをインストールする場合、Serverサービスがあらかじめ起動されている必要があります。Serverサービスが起動されていることを確認してください。

DHCPの使用について

DHCPサーバを使用して、動的にIPアドレスを割り当てているサーバマシンでは、Systemwalker Operation Managerサーバ機能を動作させることはできません。DHCPを使用していないことを確認してください。なお、Systemwalker Operation Managerクライアント機能は、DHCPサーバを使用した環境でも動作させることができます。

プライマリドメインコントローラについて

バックアップドメインコントローラにインストールする場合、プライマリドメインコントローラが動作中であることを確認してください。

ネットワークドライブの接続について

インストール先のドライブまたはディレクトリが、同じシステム内の別のドライブとしてネットワーク接続されていないことを確認してください。接続されている場合は、インストール前に接続を切断してください。ネットワーク接続されていると、サーバ機能のインストールに失敗することがあります。

起動中のプログラムについて

インストールを実行する前に、動作しているアプリケーションをすべて停止してください。また、以下のプログラムについても停止してください。

インストール方法の検討

Systemwalker Operation Managerのインストール方法は、以下の2通りがあります。どの方法でインストールするか検討してください。

  1. ローカルインストール

    ドライブ装置を装備したコンピュータに、製品メディアを直接使用してインストールする方法です。

  2. ネットワークインストール

    ドライブ装置を共有ディスクとして設定したネットワーク上のコンピュータに接続してインストールする方法です。

デスクトップヒープの枯渇防止について

Windows Server 2008以降を利用する場合、デスクトップヒープの枯渇を防止するため、レジストリを修正してデスクトップヒープのサイズを拡張してください。

以下のレジストリ(SharedSection)の第3パラメータを“3072”に変更します。

(*)SharedSection の第 3 パラメータの値が3072より大きい場合は、変更しないでください。