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Interstage Application Server V12.0.0 MessageQueueDirector説明書
FUJITSU Software

E.1.1 MQDを使用するアプリケーションの動作モデル

MQDを使用する代表的な2つの動作モデルを以下に示します。

図E.1 イベントチャネル連携サービスを使用して非同期通信を行う場合の構成

図E.2 ACM連携サービスを使用して非同期通信を行う場合の構成

[図中の用語の説明]

ACM: Asynchronous CoMmunication
AIM: Advanced Information Manager
APサーバ: アプリケーションサーバ
DB: データベース
DMZ: DeMilitarized Zone
GS: グローバルサーバ
IDCM: Integrated Data Communication Manager
OD: CORBAサービス
TJNL: Transaction JourNaL service

非同期通信を使用するアプリケーションは、一般的なOLTPアプリケーションまたはイベントサービスのアプリケーションとして業務を実行します。当該アプリケーションは、通常、イントラネット内で動作し、DMZ(DeMilitarized Zone)上で動作するCORBAクライアントプログラムなどから呼び出されます。

このクライアントプログラムは、単独のCORBAのクライアントプログラムとして実行されることも、Webブラウザ経由で実行されることもあります。どちらの形態であっても、DMZとイントラネット領域間のアクセスはファイアウォールを経由させるのが一般的です。

注意

  • ACM連携サービスは旧版のWindows32およびSolaris32で提供していた機能です。現状のバージョンでは使用できません。