名前
mqdnsgwcomm - サービスの通信を制御する。
形式
mqdnsgwcomm [-s sysname] {-a|-d|-r|-c|-e|-n} [-p pserver] { channelid | * }
機能説明
イベントチャネル連携サービスの通信を制御するコマンドです。-eオプション以外は送信側サーバで実行します。
以下に、本コマンドのオプションとパラメタを示します。
対象のMQDの名前(MQDシステム名)を指定します。このパラメタを省略した場合、MQDシステム名は“MQD001”となります。
制御を指定します。
メッセージの送信を再開する場合に指定します。
メッセージの送信を一時的に停止する場合に指定します。
送信キューと受信キューの対応関係を変更する場合に指定します。
チャネルコネクションの初期化を相手サーバの状態に関わらず実行する場合に指定します。
送信側とはかかわりなく受信サーバのチャネルコネクションのみを初期化します。送信キューと受信キューの対応関係を変更する場合に指定します。
サービスが稼動中に通信環境の追加を行う場合に指定します。サービス定義の中に削除もしくは変更された定義がある場合は通信環境の追加に失敗します。
送信サーバのMQDサーバ識別子を指定します。-eオプションを指定した時のみ有効です。削除する単位で以下のように指定します。
mqdnsgwcomm -e -p pserver channelid
mqdnsgwcomm -e -p pserver *
mqdnsgwcomm -e *
制御するイベントチャネルの送信チャネル識別子を指定します。送信チャネル識別子は、CHANNELセクション定義の送信チャネル識別子を使用してください。
すべての送信チャネル識別子を指定する場合に指定します。
本指定を行う場合にコマンドを実行するシェルがボーンシェル以外の場合、\*、’*’または”*”のように指定してください。
注意事項
本コマンドは、スーパユーザおよびMQD利用者グループのユーザが実行できます。
本コマンドは、イベントチャネル連携サービスを起動した状態で実行してください。
チャネルコネクションを初期化する場合は、相手サーバのイベントチャネル連携サービスが起動している状態で実行してください。
送信キューがMultiCastモデルの場合、チャネルコネクションを初期化すると、その時点で送信キューに滞留していたメッセージは受信キューに送信されません。
使用例
MQDシステム名 MQD001、送信チャネル識別子 ID000001 のイベントチャネルからの送信を停止します。
mqdnsgwcomm -d ID000001