処理の分岐や繰り返し、エラー処理などJSPでよく利用される機能をカスタムタグとして提供しています。
カスタムタグにより、JSP内に存在していたJavaコードをHTMLと同様のタグに置き換える事ができるため、JSPの可読性が向上します。
Struts 1.2では以下のカスタムタグを提供しています。
html
フォームなどの各HTMLタグを代替し、Strutsと連動した処理を提供します。
logic
条件分岐や繰り返し、値の比較などの制御ロジックをタグ化します。
bean
リクエストデータや業務オブジェクトの他に、HTTPヘッダやクッキーのような不可視のリクエストデータへのアクセス手段も提供します。
nested
上記3タグの記述を簡略化する機能を提供します。
同一オブジェクトにアクセスする際の冗長な記述を改善できます。
tiles
画面をヘッダ、メニュー、コンテンツなどの部分に分割し、これらを組み合わせる事によって画面を構成する機能。各部分の再利用性を高める事ができます。