Interstage Business Application ServerのMyBatisではMyBatisとMyBatisの関連ライブラリであるMyBatis-Springとmybatis-typehandlers-jsr310を提供します。それぞれの機能はOSSとして公開されているソフトウェアと基本的に変わりません。
機能の詳細はMyBatisとMyBatis-SpringはそれぞれのOSS版のマニュアルを参照してください。mybatis-typehandlers-jsr310はSQL文の対応付けを行う際にデフォルトで用意されている以外のJavaのクラスとして、JSR-310: Date and Time APIで定められたクラスの一部を使用できるようにします。使用できるクラスは下記のGitHubで公開されているmybatis-typehandlers-jsr310のREADME.mdを参照してください。
(https://github.com/mybatis/typehandlers-jsr310)
ただし、Interstage Business Application Serverで利用する場合、以下の点で考慮が必要です。
項番 | 考慮点 | 詳細内容 |
---|---|---|
1 | データベースとの接続 | データベースとの接続はJNDIを使用してデータソースに接続してください。 詳細は“4.5.3 データソースの登録”を参照してください。 |
2 | クラスパスの設定 | クラスパス設定サポート用のjarファイルを用意してあります。これを利用することで、将来的にライブラリの変更があってもアプリケーションのリビルドは必要ありません。 詳細は“4.4.4 アプリケーションのクラスパスの設定”を参照してください。 |
3 | ログ | ログはSLF4Jを使用して出力してください。詳細は“4.6.3 ログ”を参照してください。 |