ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Application Server 12.0.0 オープンJavaフレームワークユーザーズガイド Java EE 7編
FUJITSU Software

4.2 OSS版MyBatisとの差異

Interstage Business Application ServerのMyBatisではMyBatisとMyBatisの関連ライブラリであるMyBatis-Springとmybatis-typehandlers-jsr310を提供します。それぞれの機能はOSSとして公開されているソフトウェアと基本的に変わりません。

機能の詳細はMyBatisとMyBatis-SpringはそれぞれのOSS版のマニュアルを参照してください。mybatis-typehandlers-jsr310はSQL文の対応付けを行う際にデフォルトで用意されている以外のJavaのクラスとして、JSR-310: Date and Time APIで定められたクラスの一部を使用できるようにします。使用できるクラスは下記のGitHubで公開されているmybatis-typehandlers-jsr310のREADME.mdを参照してください。

(https://github.com/mybatis/typehandlers-jsr310)

ただし、Interstage Business Application Serverで利用する場合、以下の点で考慮が必要です。

項番

考慮点

詳細内容

1

データベースとの接続

データベースとの接続はJNDIを使用してデータソースに接続してください。

詳細は“4.5.3 データソースの登録”を参照してください。

2

クラスパスの設定

クラスパス設定サポート用のjarファイルを用意してあります。これを利用することで、将来的にライブラリの変更があってもアプリケーションのリビルドは必要ありません。

詳細は“4.4.4 アプリケーションのクラスパスの設定”を参照してください。

3

ログ

ログはSLF4Jを使用して出力してください。詳細は“4.6.3 ログ”を参照してください。