ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

E.1.1 フロー定義ツールの文字の制約

画面名

対象名

内容

条件

アプリケーション連携フロープロジェクト

プロジェクト名

入力文字数

1~125バイト

文字種

文字種条件

Java識別子(注1)であること

使用可能文字

DOSファイル命名規約内

使用禁止文字

半角空白

フォルダ

入力文字数

  • フォルダのフルパスで244バイト以内

  • プロジェクトの資産がフルパスで255バイト以内となるようにプロジェクトフォルダのパスの設定が必要

文字種

使用禁止文字

  • " * , : ; < > ? \ | / 半角空白

  • 終端文字の場合、ピリオド(.)

使用禁止文字列

  • “aux”、“com1”、“com2”、“com3”、“com4”、“com5”、“com6”、“com7”、“com8”、“com9”、 “con”、“lpt1”、
    “lpt2”、“lpt3”、“lpt4”、“lpt5”、“lpt6”、“lpt7”、“lpt8”、“lpt9”、“nul”、“prn”
    (大文字と小文字の区別なし)

  • コンピュータ名で始まるパス名(UNC形式)

アプリケーション連携フロープロジェクト固有プロパティ

省略時に使用するキュー
(Destination)

入力文字数

0~255文字

文字種

使用可能文字

  • 半角英文字(大文字および小文字)、半角数字、半角ピリオド(.)、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)、半角スラッシュ(/)

  • ユーザ定義文字列の先頭は半角英数字のみ

  • ユーザ定義文字列に半角スラッシュ(/)が含まれる場合、半角スラッシュ(/)の後ろは英数字のみ

アプリケーション連携フロー定義

フロー定義名

入力文字数

1~63文字

文字種

使用可能文字

全角文字(注2)、英文字(大文字と小文字の区別なし)、半角数字、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)

使用禁止文字

1文字目のみ、半角ハイフン(-)

使用禁止文字列

“aux”、“com1”、“com2”、“com3”、“com4”、“com5”、“com6”、“com7”、“com8”、“com9”、 “con”、“lpt1”、
“lpt2”、“lpt3”、“lpt4”、“lpt5”、“lpt6”、“lpt7”、“lpt8”、“lpt9”、“nul”、“prn”
(大文字と小文字の区別なし)

省略時に使用するキュー
(Destination)

入力文字数

0~255文字

文字種

使用可能文字

  • 半角英文字(大文字および小文字)、半角数字、半角ピリオド(.)、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)、半角スラッシュ(/)

  • ユーザ定義文字列の先頭は半角英数字のみ

  • ユーザ定義文字列に半角スラッシュ(/)が含まれる場合は、半角スラッシュ(/)の後ろは半角英数字のみ

コメント

入力文字数

0~127文字

文字種

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F、ただしLF=0x0AとCR=0x0Dは除く)

プロパティ

フロー定義名

入力文字数

1~63文字

文字種

使用可能文字

全角文字(注2)、英文字(大文字と小文字の区別なし)、半角数字、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)

使用禁止文字列

“aux”、“com1”、“com2”、“com3”、“com4”、“com5”、“com6”、“com7”、“com8”、“com9”、“con”、“lpt1”、
“lpt2”、“lpt3”、“lpt4”、“lpt5”、“lpt6”、“lpt7”、“lpt8”、“lpt9”、“nul”、“prn”
(大文字と小文字の区別なし)

省略時に使用するキュー
(Destination)

入力文字数

0~255文字

文字種

使用可能文字

  • 半角英文字(大文字および小文字)、半角数字、半角ピリオド(.)、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)、半角スラッシュ(/)

  • ユーザ定義文字列の先頭は半角英数字のみ

  • ユーザ定義文字列に半角スラッシュ(/)が含まれる場合は、半角スラッシュ(/)の後ろは半角英数字のみ

コメント

入力文字数

0~127文字

文字種

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F、ただしLF=0x0AとCR=0x0Dは除く)

業務データ定義

業務データ名

入力文字数

1~63文字

文字種

使用可能文字

全角文字(注2)、英文字(大文字と小文字の区別なし)、半角数字、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)

使用禁止文字

1文字目のみ、半角数字および半角ハイフン(-)

使用禁止文字列

  • 業務データ名の先頭
    “AF_”、“APFW_”、 “JMS”
    (大文字と小文字の区別なし)

  • 業務データ名の予約語
    “AND”、“BETWEEN”、“ESCAPE”、“FALSE”、“IN”、“IS”、“LIKE”、“NOT”、“NULL”、“OR”、“TRUE”
    (大文字と小文字の区別なし)

結果受信キュー定義

結果受信キュー
(Destination)

入力文字数

1~255文字

文字種

使用可能文字

  • 半角英文字(大文字および小文字)、半角数字、半角ピリオド(.)、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)、半角スラッシュ(/)

  • ユーザ定義文字列の先頭は半角英数字のみ

  • ユーザ定義文字列に半角スラッシュ(/)が含まれる場合は、半角スラッシュ(/)の後ろは半角英数字のみ

結果受信キューに格納するメッセージの有効期間

入力文字数

1~10文字

数値の範囲

0~2147483647秒(半角数字)

アクティビティ定義(Java)
(業務処理実行アプリケーション)

アプリケーションの説明

入力文字数

1~127文字

文字種

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)、半角カンマ(,)

アクティビティ定義(Java)
(メッセージ格納キュー)

処理要求メッセージ格納キュー名称

入力文字数

0~127文字

文字種

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)、半角カンマ(,)

処理要求メッセージ格納キュー
(Destination)

入力文字数

1~255文字
(対象のアクティビティが代行ルートの出力先ではなく、かつ[省略時に使用するキュー]が定義されている場合、0~255文字)

文字種

使用可能文字

  • 半角英文字(大文字および小文字)、半角数字、半角ピリオド(.)、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)、半角スラッシュ(/)

  • ユーザ定義文字列の先頭は半角英数字のみ

  • ユーザ定義文字列に半角スラッシュ(/)が含まれる場合は、半角スラッシュ(/)の後ろは半角英数字のみ

アクティビティ定義(Java)
(補償ルート)

補償ルートを実行する異常
(アプリケーション例外)

入力文字数

1~255文字
(パッケージ名を含めた文字数とする)

文字種

文字種条件

  • Java識別子(注1)であること

  • 1つのアクティビティ定義の中で一意であること

  • [除外する異常]で定義されたアプリケーション例外と一致しないこと

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)

除外する異常
(アプリケーション例外)

入力文字数

1~255文字
(パッケージ名を含めた文字数とする)

文字種

文字種条件

  • Java識別子(注1)であること

  • 1つのアクティビティ定義の中で一意であること

  • [補償ルートを実行する異常]で定義されたアプリケーション例外と一致しないこと

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)

アクティビティ定義(COBOL)
(業務処理実行アプリケーション)

アプリケーションの説明

入力文字数

1~127文字

文字種

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)、半角カンマ(,)

アクティビティ定義(COBOL)
(メッセージ格納キュー)

処理要求メッセージ格納キュー名称

入力文字数

0~127文字

文字種

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)、半角カンマ(,)

処理要求メッセージ格納キュー
(Destination)

入力文字数

1~255文字
(対象のアクティビティが代行ルートの出力先ではなく、かつ[省略時に使用するキュー]が定義されている場合、0~255文字)

文字種

使用可能文字

  • 半角英文字(大文字および小文字)、半角数字、半角ピリオド(.)、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)、半角スラッシュ(/)

  • ユーザ定義文字列の先頭は半角英数字のみ

  • ユーザ定義文字列に半角スラッシュ(/)が含まれる場合は、半角スラッシュ(/)の後ろは半角英数字のみ

アクティビティ定義(COBOL)
(補償ルート)

エラーコード

入力文字数

1~11文字

数値の範囲

  • -2147483648~2147483647(半角数字)

  • [エラーコード上限]より小さい値であること

  • [エラーコード]と[エラーコード上限]の値の組合せは、1つのアクティビティ定義の中で一意であること

エラーコード上限

入力文字数

1~11文字

数値の範囲

  • -2147483648~2147483647(半角数字)

  • [エラーコード]より大きい値であること

  • [エラーコード]と[エラーコード上限]の値の組合せは、1つのアクティビティ定義の中で一意であること

呼出し定義(Java)

クラス名

入力文字数

1~255文字
(パッケージ名を含めた文字数とする)

文字種

文字種条件

  • Java識別子(注1)であること

  • メソッド名と重複しないこと

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)

メソッド名

入力文字数

1~255文字

文字種

文字種条件

  • Java識別子(注1)であること

  • クラス名と重複しないこと

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)

使用禁止文字列

“getApplicationContext”、“handleException”、“postprocess”、“preprocess”、“setApplicationContext”
(大文字と小文字の区別あり)

呼出し定義(COBOL)

業務処理実行アプリケーション名

入力文字数

1~255文字

文字種

文字種条件

  • 先頭が半角英文字であること

  • 2文字目以降は、半角英文字、半角数字、または半角アンダースコア(_)であること

業務処理名

入力文字数

1~140文字

文字種

文字種条件

  • 先頭が半角英文字であること

  • 2文字目以降は、半角英文字、半角数字、または半角アンダースコア(_)であること

使用禁止文字列

“any”、“apfw_result”、“apfwExcept”、“apfwSequenceOctet”、“attribute”、“boolean”、“case”、“char”、“const”、“context”、“default”、
“double”、“enum”、“exception”、“FALSE”、“fixed”、“float”、“in”、“inout”、“interface”、“long”、“longdouble”、“longlong”、“module”、
“Object”、“octet”、“oneway”、“out”、“raises”、“readonly”、“sequence”、“short”、“string”、“struct”、“switch”、“TD_RTNVAL”、“TRUE”、
“typedef”、“union”、“unsigned”、“void”、“wchar”、“wstring”
(大文字と小文字の区別なし)

メッセージ分岐条件設定、メッセージ優先度設定

要素番号
(比較元データ名、または比較対象値が配列型の場合のみ指定可能)

入力文字数

1~5文字

数値の範囲

0~65535(半角数字)

比較対象値

入力文字数

1~511文字
(符号、小数点、および指数の文字は、1文字として扱われる)

数値の範囲

  • Long型(8バイト整数)、またはDouble型(8バイト浮動小数点数)であること

  • Long型の数値は、半角数字(0~9)、または符号(半角マイナス(-))で指定すること

  • Double型の数値は、半角数字(0~9)、符号(半角プラス(+)、半角マイナス(-))、小数点(半角ピリオド(.))、または指数(e、E)で指定すること

  • 10進数で指定すること

  • 接尾語(l、L、f、F、d、D)は指定不可

文字種

文字種条件

  • 業務データ名以外の文字列を指定する場合は、半角シングルクォート(')で囲むこと

  • 指定可能な文字数は0~127文字
    (値を囲むための半角シングルクォート(')は文字数に含まれない)

  • 値の中に半角シングルクォート(')を指定する場合は、半角シングルクォートを2つ重ねたエスケープ表記('')で記述すること(この場合は2文字として扱われる)

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)

異常処理定義

エラーメッセージ退避キュー
(Destination)

入力文字数

1~255文字

文字種

文字種条件

  • 半角英文字(大文字および小文字)、半角数字、半角ピリオド(.)、半角アンダースコア(_)、半角ハイフン(-)、半角スラッシュ(/)

  • ユーザ定義文字列の先頭は半角英数字のみ

  • ユーザ定義文字列に半角スラッシュ(/)が含まれる場合は、半角スラッシュ(/)の後ろは半角英数字のみ

リトライ回数

入力文字数

1~3文字

数値の範囲

1~100回(半角数字)

リトライ間隔

入力文字数

1~7文字

数値の範囲

0~3600000ミリ秒(半角数字)

総アクティビティ通過数

入力文字数

1~5文字

数値の範囲

0~10000(半角数字)

エラーコード

入力文字数

1~11文字

数値の範囲

  • -2147483648~2147483647(半角数字)

  • [エラーコード上限]より小さい値であること

  • [エラーコード]と[エラーコード上限]の値の組合せは、[アプリケーション異常発生時の後処理]一覧の中で一意であること

エラーコード上限

入力文字数

1~11文字

数値の範囲

  • -2147483648~2147483647(半角数字)

  • [エラーコード]より大きい値であること

  • [エラーコード]と[エラーコード上限]の値の組合せは、[アプリケーション異常発生時の後処理]一覧の中で一意であること

アプリケーション例外

入力文字数

1~255文字
(パッケージ名を含めた文字数とする)

文字種

文字種条件

  • Java識別子(注1)であること

  • アプリケーション異常発生時の後処理の中で一意であること

使用禁止文字

制御文字(0x00~0x1F、0x7F)

注1)Java識別子の規約について

  

禁止文字でないこと

【禁止文字】
演算子、空白(半角および全角)、タブ、改行、その他エスケープ文字

予約語でないこと

【予約語】
abstract    boolean    break    byte    case    catch    char    class    const    continue    default    do    double    else    extends    final    finally    float
for    goto    if    implements    import    instanceof    int    interface    long    native    new    package    private    protected    public    return
short    static    strictfp    super    switch    synchronized    this    throw    throws    transient    try    void    volatile    while
(大文字と小文字の区別あり)

論理型リテラルでないこと

【論理型リテラル】
true    false

空リテラルでないこと

【空リテラル】
null

1文字目の使用可能文字

$(\u0024)、_(\u005f)
Java文字(数字を除く)
詳細についてはJava言語規定を参照してください。

2文字目以降の使用可能文字

$(\u0024)、_(\u005f)
Java文字(数字を含む)
詳細についてはJava言語規定を参照してください。

注2)全角文字に関する注意

定義情報をフロー定義DBに登録する際に、データベース環境に合わせたエンコード処理が実行されます。このとき、文字によっては正しく変換できない場合があります。
次の例に示す正しく変換できない可能性のある文字は使用しないでください。

Unicodeと各種文字コード間の変換で問題のある文字

(WAVE DASH)、(DOUBLE VERTICAL LINE)、(MINUS SIGN)、(CENT SIGN)、(POUND SIGN)、(NOT SIGN)、など

機種に依存する文字

など

JIS X 0213:2004(JIS2004)で追加された文字

など

  

上記の文字を使用した場合に運用時に発生する問題について、その事象例と対処方法を示します。

【事象例】

.apfl”というフロー定義名でフロー定義DBに登録した際、“?.apfl”に変換されてしまう場合があります。
業務処理開始アプリケーションは対象のフロー定義名を認識することができないため、運用時に正しく実行することができません。

【対処方法】

Interstage管理コンソールやapfwlistflowコマンドを使用して、フロー定義名が正しい文字で登録されていることを確認してください。
フロー定義名が文字化けして登録されている場合は、文字化けしない文字に変更し再度フロー定義を登録してください。
apfwlistflowコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwlistflow”を参照してください。