本章では、運用環境を構築して、テスト済みのアプリケーションを運用環境に配備する方法について説明します。
作業の流れを、以下に示します。
環境の作成
テスト済みのアプリケーションを動作させるための運用環境を作成します。
アプリケーション資産の転送
テスト済みのアプリケーションを運用環境に転送します。
アプリケーションの配備
サーバアプリケーションの配備
運用環境にCORBAワークユニットを作成して、サーバアプリケーションを配備します。
クライアントアプリケーションの配備
運用環境にIJServerクラスタを作成して、クライアントアプリケーションを配備します。
運用環境とテスト環境の作業の違いについて説明します。
テスト環境へのアプリケーション資産の転送は、開発環境から行いますが、運用環境には、テスト済みの資産をテスト環境から転送します。
テスト環境へのサーバアプリケーションの配備は、開発環境でCOBOL開発支援ツールを使用して行いますが、運用環境への配備は、apfwdeployコマンドを使用します。