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Interstage Business Application Server 解説書
FUJITSU Software

5.7 アプリケーションの動作モード(プロセスモード/スレッドモード)

アプリケーションの動作モードにはプロセスモードとスレッドモードがあります。アプリケーションの動作モードの違いにより、コンパイルおよびリンク時に指定するオプションやライブラリが異なります。コンパイルおよびリンク方法の詳細については、各データベースのマニュアルを参照してください。各動作モードとアプリケーション作成方法で留意する点について以下に示します。

動作モード

プロセスモード

スレッドモード

Symfoware

COBOL

プロセスモードと同じです。

マルチスレッドの操作に関するインタフェースを意識する必要はありません。

C言語

プロセスモードと同じです。

マルチスレッドの操作に関するインタフェースを意識する必要はありません。

Oracle

COBOL

プロセスモードと同じです。

マルチスレッドの操作に関するインタフェースを意識する必要はありません。

ただし、スレッド多重度は“1”となります。

C言語

プロセスモードと異なります。

マルチスレッドの操作に関するインタフェース(実行時コンテキスト)の使用を宣言する必要があります。なお、実行時コンテキストはアプリケーション連携実行基盤より取得します。

-:留意点はありません。

注意

データベースアクセス管理機能を利用しない場合でも、非同期アプリケーション連携実行基盤の業務処理実行アプリケーションでは、以下の注意が必要です。

注意

実行環境のOSがWindowsかつアプリケーション開発言語がC言語の場合、プロセスモードは使用できません。