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Interstage Business Application Server リリース情報
FUJITSU Software

2.1.3 アプリケーション連携実行基盤における変更

同期アプリケーション連携実行基盤におけるサーバアプリケーション名指定時の動作変更

V9.0以降では、同期アプリケーション連携実行基盤において、業務共通制御の振分け制御でサーバアプリケーション名を指定できるようになりました。そのため、次の場合の動作が変更となります。

◆同期アプリケーション連携実行基盤のバージョン組み合わせ

旧バージョン・レベルの同期アプリケーション連携実行基盤との組み合わせは以下のようになります。

V9.1以前では、クライアントとサーバは同一筐体のみをサポートします。

クライアント

サーバ

バージョン

使用法

V9.2.0、V9.2.1

V10.0、V10.1、V11.0、V11.1、V11.2

V9.2.0、V9.2.1

Apcoordinator連携
MsyncCall

○(同一筐体のみ)

×

JCA

○(別筐体可、J2EEのIJServerのみ)

○(J2EEのIJServerのみ)

V10.0、V10.1、V11.0、V11.1、V11.2

Apcoordinator連携
MsyncCall

×

○(同一筐体のみ)

JCA

△(J2EEのIJServerのみ)

[○:使用可  △:一部使用不可  ×:使用不可]

◆データベースリソース定義でOracle使用時の動作変更

V9.0以降では、データベースリソース定義において、Oracle使用時に“File System Service Provider”を使用した接続方法から、“File System Service Provider”を使用しない接続方法に変更となりました。

  

バージョン・レベルが8.0.1以前

バージョン・レベルが9.0.0以降

対応接続方法

File System Service Providerを使用した接続方法

File System Service Providerを使用しない接続方法 (注)

注) File System Service Providerを使用しない接続方法を利用した場合、“.bindings”ファイルは作成されません。

apfwmkrscコマンドにより、バージョン・レベルが8.0.1以前のOracleのデータベースリソース定義入力ファイルを登録する場合、“データソース名”、“PROVIDER_URL”、および“.bindings”ファイル作成の有無は無効となります。
詳細は“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwmkrsc”を参照してください。

◆データベースリソース定義でJDBCデータソース登録の動作変更

V11.1以降では、データベースリソース定義においてデフォルトでJDBCデータソースを登録しません。

非同期アプリケーション連携実行基盤を使用する場合は、C言語/COBOL用の定義と同時にJDBCデータソースを登録するオプションを指定してデータベースリソース定義コマンドを実行してください。

詳細は“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwmkrsc”を参照してください。

ログ出力アプリケーション用API(C言語)のインターフェースの変更

以下のログ出力アプリケーションAPIの第4引数の型を変更しています。

API

バージョン・レベルがV11.1.0以前

バージョン・レベルがV11.1.0A以降

apfw_log_uprintText

int apfw_log_uprintText(
    APFW_LOG_HANDLE aHandle,
    APFW_LOG_PARAMS *aDiv,
    APFW_LOG_PARAMS *aExp,
    unsigned char *aMessage
)

int apfw_log_uprintText(
    APFW_LOG_HANDLE aHandle,
    APFW_LOG_PARAMS *aDiv,
    APFW_LOG_PARAMS *aExp,
    char *aMessage
)