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Interstage Application Server V12.0.0 アプリケーション作成ガイド(コンポーネントトランザクションサービス編)
FUJITSU Software

C.3.2 クライアント/サーバアプリケーションのコンパイル


  クライアント/サーバアプリケーションのコンパイルはMicrosoft(R) Visual C++(R) または COBOL97のプロジェクトを使用して行います。コンパイルはこのプロジェクトのビルドを実行することにより、各アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
  プロジェクトのビルドが正常に終了した場合、プロジェクトファイルと同じフォルダに以下のアプリケーションが作成されます。
  コンパイル時の注意事項については、“C.6 注意点”を参照してください。

フォルダ

アプリケーション種別

アプリケーション名

long

クライアントアプリケーション

typlng_c.exe

サーバアプリケーション(C言語)

libtyplng_c.dll

サーバアプリケーション(C++)

typlng_cpp.exe

サーバアプリケーション(COBOL)

libtyplng-cbl.dll

string

クライアントアプリケーション

typstr_c.exe

サーバアプリケーション(C言語)

libtypstr_c.dll

サーバアプリケーション(C++)

typstr_cpp.exe

サーバアプリケーション(COBOL)

libtypstr-cbl.dll

sequence

クライアントアプリケーション

typseq_c.exe

サーバアプリケーション(C言語)

libtypseq_c.dll

サーバアプリケーション(C++)

typseq_cpp.exe

サーバアプリケーション(COBOL)

libtypseq-cbl.dll

exception

クライアントアプリケーション

typexp_c.exe

サーバアプリケーション(C言語)

libtypexp_c.dll

サーバアプリケーション(C++)

typexp_cpp.exe

サーバアプリケーション(COBOL)

libtypexp-cbl.dll


  クライアント/サーバアプリケーションのコンパイルはmakeコマンドを実行することにより、各アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。

  サーバアプリケーションの場合は、スレッドモードとプロセスモードの2種類のアプリケーション形態がありますので、アプリケーション形態ごとのMakefileを使用してコンパイルを実施するようにしてください。

スレッドモードの場合
%make
プロセスモードの場合
%make -f Makefile_nt

  makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したディレクトリに以下のアプリケーションが作成されます。

ディレクトリ

アプリケーション種別

形態

アプリケーション名

long

クライアントアプリケーション

typlng_c

サーバアプリケーション(C言語)

スレッド

libtyplng_c.so

プロセス

libtyplng_cnt.so

サーバアプリケーション(C++)

スレッド

typlng_cpp

プロセス

typlng_cppnt

string

クライアントアプリケーション

typstr_c

サーバアプリケーション(C言語)

スレッド

libtypstr_c.so

プロセス

libtypstr_cnt.so

サーバアプリケーション(C++)

スレッド

typstr_cpp

プロセス

typstr_cppnt

sequence

クライアントアプリケーション

typseq_c

サーバアプリケーション(C言語)

スレッド

libtypseq_c.so

プロセス

libtypseq_cnt.so

サーバアプリケーション(C++)

スレッド

typseq_cpp

プロセス

typseq_cppnt

exception

クライアントアプリケーション

typexp_c

サーバアプリケーション(C言語)

スレッド

libtypexp_c.so

プロセス

libtypexp_cnt.so

サーバアプリケーション(C++)

スレッド

typexp_cpp

プロセス

typexp_cppnt