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Interstage Application Server V12.0.0 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

A.3 スレッドダンプツール

スレッドダンプツールは、Java VMのスレッドダンプ(コマンドプロンプトから[Ctrl]キーを押しながら[Break]キーを押し採取したスレッドダンプ)と同じく、各スレッドの状態を出力し、プログラム全体や、各スレッドの実行状況を解析する助けとなるスレッドダンプを出力する機能です。

スレッドダンプツールは、Java VMのスレッドダンプ出力に以下の機能を追加しています。

なお、Java VMのスレッドダンプ出力の操作方法は、“チューニングガイド”を参照してください。

動作環境

サポート対象のJDK/JRE

製品添付のJDK/JRE

2種類のコマンド

スレッドダンプツールには、以下の2種類のコマンドがあります。

これら2種類のコマンドは、以下にしたがって使い分けてください。

例えば、以下はWindowsサービスとして動作するので、スレッドダンプを採取するためにはthdumpSVCコマンドを使用します。

なお、各コマンドには、機能的な相違点はありません。

また、Interstage Application Server V12.0以降のthdumpコマンドでは、Windows 8.1 / Windows Server 2012以降のWindows OS上で動作するWindowsサービスにも使用可能です。

格納先

格納先は次のとおりです(製品を“C:\Interstage”にインストールした場合)。