23.1.20 sso00114

SSO: ERROR: sso00114: Communication with the server was timed out. ServerKind=(%s1) URL=(%s2)
SSO: エラー: sso00114: サーバとの通信がタイムアウトしました。 ServerKind=(%s1) URL=(%s2)

可変情報

%s1：サーバ名、またはコマンド名
%s2：接続先のURL

意味

通信がタイムアウトしました。

ユーザの対処

以下の対処を行ってください。

接続先(%s2)に誤りがないか確認してください。

サーバ名、またはコマンド名(%s1)の内容	対処
Business server ssoupaci	業務サーバの環境設定の認証サーバのURLに誤りがないか確認してください。(注1)
Authentication server	認証サーバの環境設定のリポジトリサーバ(更新系)のURL、またはリポジトリサーバ(参照系)のURLに誤りがないか確認してください。(注2)
Repository server	接続先(%s2)に“http://localhost”から始まるURLが表示されてない場合は、リポジトリサーバ(更新系)の環境が壊れています。 Interstage シングル・サインオンを構成する全てのサーバを構築し直してください。

接続先(%s2)のサーバが起動されているか確認してください。

接続先(%s2)のWebサーバのチューニングを行ってください。

サーバ名、またはコマンド名(%s1)の内容	対処
Business server ssoupaci	接続先(%s2)のInterstage HTTP Server、またはInterstage HTTP Server 2.2の同時アクセス最大数やクライアント送受信タイムアウト時間の値を大きくする必要があります。なお、接続維持時間の値が大きすぎると、タイムアウトが発生する可能性があります。その場合、接続維持時間の値を小さくしてください。詳細については、以下を参照してください。 Interstage HTTP Serverの場合 “チューニングガイド”の“Interstage HTTP Serverの環境定義” Interstage HTTP Server 2.2の場合タイムアウト時間について “Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“機能”－“タイムアウト時間” 同時アクセス数について “Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“概要”－“Webサーバのプロセス構成(Windows(R))” “Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“概要”－“Webサーバのプロセス構成(Solaris/Linux)”
Authentication server	接続先(%s2)のInterstage HTTP Serverの同時アクセス最大数やクライアント送受信タイムアウト時間の値を大きくする必要があります。なお、接続維持時間の値が大きすぎると、タイムアウトが発生する可能性があります。その場合、接続維持時間の値を小さくしてください。詳細については、“チューニングガイド”の“Interstage HTTP Serverの環境定義”を参照してください。
Repository server	リポジトリサーバ(更新系)のマシンのTCP/IPパラメタのチューニングを行ってください。詳細については、“チューニングガイド”の“システムのチューニング”－“TCP/IPパラメタのチューニング”を参照してください。

サーバ名、またはコマンド名(%s1)の内容

対処

Business server
ssoupaci

接続先(%s2)のInterstage HTTP Server、またはInterstage HTTP Server 2.2の同時アクセス最大数やクライアント送受信タイムアウト時間の値を大きくする必要があります。なお、接続維持時間の値が大きすぎると、タイムアウトが発生する可能性があります。その場合、接続維持時間の値を小さくしてください。詳細については、以下を参照してください。

Interstage HTTP Serverの場合
“チューニングガイド”の“Interstage HTTP Serverの環境定義”
Interstage HTTP Server 2.2の場合
- タイムアウト時間について
  “Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“機能”－“タイムアウト時間”
- 同時アクセス数について
  
  “Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“概要”－“Webサーバのプロセス構成(Windows(R))”
  
  “Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“概要”－“Webサーバのプロセス構成(Solaris/Linux)”

Authentication server

接続先(%s2)のInterstage HTTP Serverの同時アクセス最大数やクライアント送受信タイムアウト時間の値を大きくする必要があります。なお、接続維持時間の値が大きすぎると、タイムアウトが発生する可能性があります。その場合、接続維持時間の値を小さくしてください。詳細については、“チューニングガイド”の“Interstage HTTP Serverの環境定義”を参照してください。

Repository server

リポジトリサーバ(更新系)のマシンのTCP/IPパラメタのチューニングを行ってください。詳細については、“チューニングガイド”の“システムのチューニング”－“TCP/IPパラメタのチューニング”を参照してください。

Interstage HTTP Server、またはInterstage HTTP Server 2.2のプロセス資源が不足している可能性があります。その場合、使用しているWebサーバの同時アクセス最大数の設定値を小さくする必要があります。詳細については、以下を参照してください。
- Interstage HTTP Serverの場合
  “チューニングガイド”の“Interstage HTTP Serverの環境定義”
- Interstage HTTP Server 2.2の場合
  
  “Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“概要”－“Webサーバのプロセス構成(Windows(R))”
  
  “Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“概要”－“Webサーバのプロセス構成(Solaris/Linux)”
高負荷状態などの理由により通信がタイムアウトしました。時間を空けて再度操作を実施してください。
サーバ名、またはコマンド名(%s1)に“Authentication server”が表示されている場合は、認証サーバの環境設定のリポジトリサーバとの通信のタイムアウト時間を増やすことにより、タイムアウトが発生しにくくなる場合があります。(注3)
ネットワーク環境を見直してください。
サーバ名、またはコマンド名(%s1)に“Repository server”が表示されており、かつ本メッセージの以前にシステムのログsso06102が出力されている場合は、sso06102のエラー原因を取り除いてください。

注1)認証サーバのURLについては、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[認証サーバのURL]で確認してください。

注2)リポジトリサーバ(更新系)のURL、およびリポジトリサーバ(参照系)のURLについては、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリサーバとの通信の設定]の[リポジトリサーバ(更新系)のURL]、および[リポジトリサーバ(参照系)との通信の設定]の[リポジトリサーバ(参照系)のURL]で確認してください。

注3)リポジトリサーバとの通信のタイムアウト時間については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリサーバとの通信の設定]の[タイムアウト時間]を参照してください。