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Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

17.7.19 jms2550

JMS:ERROR:jms2550: Communication Error. METHOD '%s1', EXCEPTION '%s2'
JMS:エラー
:jms2550: 通信エラーが発生しました。 METHOD '%s1', EXCEPTION '%s2'

可変情報

%s1:CORBAサービスまたはイベントサービスのメソッド名
%s2:詳細な例外情報

意味

CORBAサービスまたはイベントサービスへのアクセス中に通信エラーが発生しました。

システムの処理

処理を中止します。

ユーザの対処

以下の対処を行った後、再度処理を実行してください。

  • 詳細な例外情報%s2のマイナーコードが“1179254784(0x464a0000)”または“1179256832(0x464a0800)”の場合、JMSアプリケーションの運用中に不要となったConnectionオブジェクトをクローズしていない可能性があります。JMSアプリケーションにおいて、不要となったConnectionオブジェクトをクローズしているかを確認してください。

  • 詳細な例外情報%s2のマイナーコードが“1179255041(0x464a0101)”または“1179257089(0x464a0901)”の場合、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のパラメタ“period_receive_timeout”に、イベントデータの待ち合わせ時間(essetcnfコマンドまたはessetcnfchnlコマンドの-wtimeで設定)より短い時間が設定されている可能性があります。パラメタ“period_receive_timeout”またはイベントデータの待ち合わせ時間を見直してください。

  • 詳細な例外情報%s2のマイナーコードが“1179255234(0x464a01c2)”または“1179257282(0x464a09c2)”の場合、イベントチャネルの停止またはesmonitorchnlコマンドにより接続情報の回収が行われた可能性があります。Interstage管理コンソールの以下の画面またはesmonitorコマンドで、イベントチャネルの「起動状態」および「接続コンシューマ数」を確認し、アプリケーションを停止してください。
    イベントチャネルの「起動状態」が停止処理中である場合、イベントチャネルを強制終了モードで停止後、イベントチャネルを起動してからアプリケーションを再度実行してください。
    イベントチャネルの「起動状態」が停止状態である場合、イベントチャネルの起動後、アプリケーションを再度実行してください。

    • [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [状態]

  • メッセージセレクタを指定したQueueBrowser機能の運用中に、イベントサービスのメソッド名%s1が“ChannelUtil.refer_structured_event”または“ChannelUtil.refer_JMS_event”で、詳細な例外情報%s2のマイナーコードが“1179255233(0x464a01c1)”または“1179257281(0x464a09c1)”の場合、イベントデータの待ち合わせ時間を超過したため、メッセージの参照に失敗した可能性があります。
    必要に応じて、以下の手順でイベントデータの待ち合わせ時間を変更してください。

    • Interstage管理コンソールを使用して環境設定を行う場合
      以下の画面で、“イベントデータの待ち合わせ時間”を変更します。

      • [システム] > [リソース] > [JMS] > [構成情報]

      または

      • [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [イベントチャネルグループ名::イベントチャネル名] > [環境設定]

    • イベントサービス運用コマンドを使用して環境設定を行う場合
      essetcnfまたはessetcnfchnlコマンドでイベントデータの待ち合わせ時間(-wtime)を変更します。essetcnfおよびessetcnfchnlコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

上記に該当しない場合は、詳細な例外情報%s2を確認し、通信エラーの原因を取り除いて、再度処理を実行してください。
詳細については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”または“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。