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Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

13.24.46 irep66066

IREP: INFO: irep66066: Client broke off the request. detail=%s1:%s2:%s3 [%s4]
IREP: 情報: irep66066: クライアントからのリクエストが打ち切られました。 detail=%s1:%s2:%s3 [%s4]

可変情報

%s1:詳細コード1
%s2:SSLエラーコード
%s3:詳細コード2
%s4:リポジトリ名

意味

接続先からのリクエストを受付中にコネクションが切断されました。

システムの処理

処理を中止します。

ユーザの対処

  • レプリケーション運用の場合

    マスタサーバのリポジトリとスレーブサーバのリポジトリとで、以下の設定を一致させてください。

    • SSLプロトコルバージョン

    • 暗号化方法

  • LDAPクライアント(ldapmodify、ldapsearch、ldapdelete、ユーザアプリケーション)とリポジトリとの接続の場合

    以下の設定を一致させてください。

    • LDAPクライアントが使用するSSL環境定義ファイルのSSLバージョン(ssl_version)と、リポジトリが使用するSSL設定のSSLプロトコルバージョン

    • LDAPクライアントが使用するSSL環境定義ファイルの暗号化アルゴリズム(crypt)と、リポジトリが使用するSSL設定の暗号化方法

  • 共通事項

    SSL設定の修正後は、リポジトリにSSL設定を反映させるため、リポジトリを再起動してください。
    接続先のシステムログを確認し、メッセージが記録されている場合は、記録されているメッセージに従って接続先で対処してください。

    サーバ側のSSLポート番号に対して、SSLではないLDAPプロトコルや、その他のプロトコルなど、不適切な接続があった場合にも本エラーが発生します。接続元アプリケーションの設定を確認してください。

    SSL環境定義ファイルのSSLバージョン(ssl_version)、および暗号化アルゴリズム(crypt)については、以下を参照してください。

    • “ディレクトリサービス運用ガイド”の“SSL通信環境の構築”-“証明書/鍵管理環境の環境構築”-“SSL環境定義ファイルの設定”

    SSLエラーコードについては、以下を参照してください。

上記の対応を行っても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

参考

サーバ側のSSLポート番号は、以下の方法で確認してください。

  • irepconfigコマンドを使用する場合

    printサブコマンドで、ssl_port項目(SSLポート番号)を確認します。

  • Interstage管理コンソールを使用する場合

    [SSLポート番号]を確認します。