ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

13.22.7 irep33006

IREP: ERROR: irep33006: Failed to create the table.
IREP: エラー: irep33006: テーブルの作成に失敗しました。

意味

リポジトリデータ格納用テーブルの作成に失敗しました。

ユーザの対処

使用するデータベースのマニュアルを参照し、テーブル作成コマンドのログファイルに出力されたエラーメッセージの対処を実施してください。
ログファイルはコマンドの実行ディレクトリのlogディレクトリ配下にある、“ds_gen.log”ファイルに出力されます。

  • Symfoware Server Lite Edition以外のSymfoware/RDBの場合

    irepgendbコマンドまたはirepcrttblコマンドを使用しているかを確認してください。
    irepconfig mktblサブコマンドは、使用できません。

    また、ログファイル中に、以下のSymfoware Serverのメッセージがある場合は、以下の手順でスキーマを削除して、テーブルを再作成してください。

    JYP5071E アーカイブログファイルの不足が発生しました.
    1. スキーマ配下の資源をすべて削除します。

    2. コマンドまたはWebDBtoolsを使用して、以下のSQLを実行します。スキーマ名には、データベース作成時に指定したスキーマ名を指定してください。

      DROP SCHEMA スキーマ名 CASCADE
    3. irepgendbコマンドを使用して、テーブルを再作成します。

    スキーマの削除の詳細については、Symfoware Serverのマニュアル“Symfoware Server RDB運用ガイド(データベース定義編)”を参照してください。

  • Symfoware Server Lite Editionの場合

    irepconfig mktblサブコマンドを使用しているかを確認してください。
    irepgendbコマンドおよびirepcrttblコマンドは、使用できません。

    また、以下の手順でテーブルを再作成してください。

    1. テーブル作成コマンドのログファイルを参照してデータベースのエラーを取り除いてください。
      なお、ログファイル中に、以下のSymfoware Serverのメッセージがある場合は、Symfoware Serverクライアント機能が、Symfoware Server Lite Editionのサーバ機能と同一バージョンであることを確認してください。

      rdb: ERROR: qdg12000u:不要なオプションが指定されています
      rdb: ERROR: qdg02201u:rdbexecsqlが異常終了しました 復帰コード 01
    2. コマンドまたはWebDBtoolsを使用して、以下のSQLを実行します。スキーマ名には、データベース作成時に指定したスキーマ名を指定してください。

      DROP SCHEMA スキーマ名 CASCADE
    3. irepconfig mktblコマンドを使用して、テーブルを再作成します。

    ログファイルについては、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage ディレクトリサービス運用コマンド”-“irepconfig”-“mktblサブコマンド”を参照してください。データベースのエラーおよびスキーマの削除の詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。

  • Oracleデータベースの場合

    irepgendbコマンドを使用しているかを確認してください。
    irepconfig mktblサブコマンドおよびirepcrttblコマンドは、使用できません。

    また、ログファイル中に、以下のOracleデータベースのメッセージがある場合は、リポジトリのデータを格納するための表領域(TABLESPACEの領域)が不足しています。

    ORA-01659: unable to allocate MINEXTENTS beyond %s1 in tablespace %s1
    ORA-01659: %s1を超えるMINEXTENTSを表領域%s1に割当てできません。

    以下の手順でスキーマを削除して、テーブルを再作成してください。

    1. Oracle Enterprise Managerを使用して、cascadeオプション付きでスキーマを削除します。または、SQL*Plusで以下のSQLを実行してスキーマを削除します。

      DROP USER スキーマ名 CASCADE;