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Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

13.1.14 irep10016

IREP: ERROR: irep10016: Timeout occurred while starting Repository. [%s1]
IREP: エラー: irep10016: リポジトリの起動中にタイムアウトになりました。 [%s1]

可変情報

%s1:リポジトリ名

意味

所定の時間内にリポジトリの起動、またはリポジトリの新規作成が完了しませんでした。

システムの処理

リポジトリの起動処理を中断します。

ユーザの対処

リポジトリの起動処理中に異常が発生しました。
1つのリポジトリに対して、以下の操作を複数同時に実行した可能性があります。

  • リポジトリの作成(Interstage管理コンソール、irepconfigコマンド)

  • リポジトリの削除(Interstage管理コンソール、irepconfigコマンド)

  • リポジトリの起動(Interstage管理コンソール、irepstartコマンド)

  • リポジトリの停止(Interstage管理コンソール、irepstopコマンド)

  • リポジトリ資源のバックアップ・移出(irepbacksysコマンド)

  • リポジトリ資源のリストア・移入(ireprestsysコマンド)

リポジトリを作成するときに、[データベース接続ホスト名]、[データベース接続ポート番号]で指定したアドレスが、他のアプリケーションによって使用されている場合に、本エラーが発生することがあります。[データベース接続ホスト名]、[データベース接続ポート番号]を見直したうえで、再度リポジトリを作成してください。

ireplistコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用して、対象リポジトリの状態を確認してください。対象リポジトリが起動処理中(Starting)以外の場合は、上記操作が複数同時に実行されていないことを確認し、再度操作を実行してください。

アクセス制御リスト定義(accessディレクティブ)の数が多いと、本メッセージが出力されることがあります。以下のマニュアルを参照して定義を見直し、修正後に再度操作を実行してください。

  • “セキュリティシステム運用ガイド”の“Interstage ディレクトリサービスのアクセス制御の設定”-“アクセス制御リストの定義”-“ファイル形式”、“アクセス制御リスト定義ファイルの編集”、および“アクセス制御リスト定義の評価”


上記対処でエラーが改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。