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Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

11.8.4 IJServer21204

IJServer: ERROR: IJServer21204: Attempted connection not available: METHOD=%s1
IJServer: エラー: IJServer21204: 利用しようとしたコネクションは使用できません: METHOD =%s1

可変情報

%s1:メソッド名

意味

クローズされたコネクションに対してConnectionクラスのメソッドを使用しました。または、分散トランザクション機能を利用している場合、データベース連携サービスのJTS用のリソース定義ファイルで指定した値に誤りがあります。

システムの処理

SQLExceptionをthrowします。

ユーザの対処

以下に考えられる原因を示します。

  • Connection.closeを発行したコネクションを使用して、Connectionクラスのメソッドを発行した。

  • UserTransaction.rollbackまたはUserTransaction.commitを発行後、Connectionクラスのメソッドを発行した。

  • コネクションの使用時間が「コネクション使用監視時間」の設定時間を超過し、コンテナによりConnection.closeが発行されたコネクションを使用して、Connectionクラスのメソッドを発行した。

Connectionクラスのメソッドはオープンされている状態で発行してください。
分散トランザクション機能を利用している場合、以下の原因も考えられます。

  • データベース連携サービスのJTS用のリソース定義ファイルに以下の誤りがある。

    • lookupName が間違っている。

    • InitialContextFactory が間違っている。

    • ProviderURL が間違っている。

  • データベース連携サービスに対してEJBアプリケーションが使用するデータソースのリソース定義ファイルを登録していない。


「コネクション使用監視時間」の機能を利用している場合は、以下の原因も考えられます。

  • 「コネクション使用監視時間」の設定値が小さいため、コネクションを使用中にも関わらずタイムアウトが発生してしまった。

「コネクション使用監視時間」の設定値は、想定するコネクションの使用許容時間よりも大きい値を設定してください。
コンテナがConnection.closeを発行する必要がない場合は「タイムアウトしたコネクションはクローズする」の設定を無効に設定してください。
「コネクション使用監視時間」の機能が必要ない場合は、機能を無効に設定してください。

または、当該EJBアプリケーションのBean開発者に問い合わせてください。