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Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

9.13.33 ihs81364

IHS: ERROR: ihs81364: A timeout occurred. Detail:%s1
IHS: エラー
: ihs81364: タイムアウトが発生しました。詳細コード:%s1

可変情報

%s1:エラー詳細内容

意味

起動タイムアウト時間、または停止タイムアウト時間を超過しました。以下の原因が考えられます。

  • Webサーバの起動または停止に失敗しました。

  • Webサーバの起動または停止は継続中ですが、タイムアウト時間が超過しました。

システムの処理

起動・停止の監視処理を中止します。

ユーザの対処

本メッセージの前後に、Windows(R)の場合はイベントログ、Solaris/Linuxの場合はシステムログ上にメッセージが出力されていないかを確認したあと、以下の対処を行ってください。

  • 本メッセージの前後にエラーメッセージが出力されている場合は、出力されたメッセージ、およびInterstage HTTP Serverのエラーログを参照し、失敗の原因を取り除いてください。
    Interstage HTTP Serverのエラーログについては、「38.1 Interstage HTTP Serverのエラーログ」を参照してください。

  • 本メッセージの後に情報メッセージihs00001が出力されている場合は、起動タイムアウト時間を超過しましたが、その後、Webサーバは正常に起動されています。ihsconfigコマンドで起動タイムアウト時間を再設定すると、本メッセージの出力を抑止できます。起動タイムアウト時間は、以下の計算式を参考に算出してください。
    起動タイムアウト時間=(情報メッセージihs00001の出力時間-情報メッセージihs81001の出力時間)+α (秒)
    注)αは、システムの状態による誤差の時間(数秒程度)です。
    ihsconfigコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Interstage HTTP Server運用コマンド」を参照してください。

  • 本メッセージの後に情報メッセージihs00002が出力されている場合は、停止タイムアウト時間を超過しましたが、その後、Webサーバは正常に停止されています。ihsconfigコマンドで停止タイムアウト時間を再設定すると、本メッセージの出力を抑止できます。停止タイムアウト時間は、以下の計算式を参考に算出してください。
    停止タイムアウト時間=(情報メッセージihs00002の出力時間-情報メッセージihs81002の出力時間)+α (秒)
    注)αは、システムの状態による誤差の時間(数秒程度)です。
    ihsconfigコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Interstage HTTP Server運用コマンド」を参照してください。

  • 本メッセージの前後にメッセージが出力されていない場合は、しばらく時間をおいてから、再度メッセージが出力されていないかを確認してください。

注意


Interstage シングル・サインオンにおいてSSOリポジトリにロール定義およびサイト定義を多量に登録してリポジトリサーバを運用している場合は、Webサーバの起動に時間がかかるため、起動タイムアウト時間が超過して本メッセージが出力される可能性があります。本現象の詳細および回避方法については、「トラブルシューティング集」の「Interstage シングル・サインオン運用時の異常」-「トラブル事例」-「リポジトリサーバに関するトラブル」を参照してください。