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Interstage Application Server V12.0.0 メッセージ集
FUJITSU Software

6.12.30 EJB1035

EJB: ERROR: EJB1035: Error in accessing CORBA Service
EJB: エラー: EJB1035: CORBAサービスへのアクセス時に異常が発生しました

意味

CORBAサービスへのアクセス時に異常が発生しました。
以下の原因が考えられます。

  • CORBAサービスが正常に動作していない

  • 同一EJBアプリケーションの起動数がプロセス多重度の最大値である255を超えた

  • システムのメモリ量が不足している

システムの処理

EJBアプリケーションを停止、またはEJBアプリケーションのメソッド実行を中止します。

ユーザの対処

以下の対処を行ってください。

  • CORBAサービスの運用状態を確認してください。

  • 同一EJBアプリケーションの起動数を255以内に制限し、運用してください。

  • 実メモリやスワップを増やしてください。

  • Java VMの初期ヒープメモリ量が、必要以上に大きく設定されていないかを確認してください。

  • 以下のファイルに指定されているmax_IIOP_req_per_conの値が、必要以上に大きく設定されていないかを確認してください。見積もり値については、“チューニングガイド”の“CORBAサービスの動作環境ファイル”を参照してください。

    Interstageインストールディレクトリ\ODWin\etc\config

    /opt/FSUNod/etc/config

    /opt/FJSVod/etc/config

  • “チューニングガイド”を参考にして、Interstageを運用するために必要なメモリ量を再見積もりし、メモリが十分に用意されているかを確認してください。


  • EJBアプリケーションを転送した際に誤りがある可能性があります。再度、以下の点に注意し、EJBアプリケーションの転送を行ってください。

    • 転送モードは、バイナリモードで行ってください。

    • ファイル名の大文字、小文字が変換されないように行ってください。