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Interstage Application Server V12.0.0 リファレンスマニュアル(コマンド編)
FUJITSU Software

22.11 odformtrace

名前

odformtrace  -  トレースファイルの出力

形式

odformtrace [-p pid] [-d dir]

機能説明

odformtraceコマンドは、メモリ上に採取されたトレース情報をトレースファイル(バイナリ)に出力します。

本コマンドでオプションを指定しない場合は、すべてのCORBAアプリケーションのトレース情報を出力します。

トレース情報は、以下に出力されます。

(インストールパスはデフォルト)

C:\Interstage\ODWIN\var\trace\traceXXXX.log(XXXXは16進数の数値)

(インストールパスはデフォルト)

/opt/FSUNod/var/trace/traceXXXX.log(XXXXは16進数の数値)

/opt/FJSVod/var/trace/traceXXXX.log(XXXXは16進数の数値)

トレース情報の出力先にすでに同じファイル名の古いファイルが存在した場合は、古いファイルのサフィックスを”log”から”old”に変更して同じディレクトリに格納されます。

なお、トレース機能の詳細については、“トラブルシューティング集”の“障害調査資料の採取”に記載されている“CORBAサービスのトレース情報の採取”を参照してください。

本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。

-p pid

pidで指定されたプロセスIDに対応するプロセスのトレース情報をトレースファイルに出力します。

-d dir

トレースファイルを格納するディレクトリをdirで指定されたディレクトリに変更します。
絶対パス指定、相対パス指定の両方が可能です。

注意事項

使用例

odformtrace

odformtrace -p 203

odformtrace -p 203 -d C:\TEMP\TRACE

odformtrace -p 203 -d /tmp/trace