名前
tdsecmode - コンポーネントトランザクションサービスのセキュリティ強化
形式
tdsecmode ownername [setupdir]
機能説明
tdsecmodeコマンドは、コンポーネントトランザクションサービスの動作環境のセキュリティ強化を行うコマンドです。
以下に、tdsecmodeコマンドのオプションおよび引数を説明します。
特定ユーザ名を指定します。スーパユーザだけで運用する場合は、スーパユーザのユーザ名を指定します。特定ユーザは、システム単位に指定可能です。
コンポーネントトランザクションサービスの動作環境のディレクトリです。Interstageの初期化時に、Interstage動作環境定義の「TD path for system」に定義されているパスです。
本パラメタの省略値は、「/var/opt/FJSVisas/system/default/FSUNextp」です。
注意事項
本コマンドは、管理者権限だけが実行可能です。
本コマンドは、Interstageを停止した状態で実行してください。
本コマンドは、Interstageの初期化後に、実行してください。
使用例
特定ユーザ「user1」を設定する場合
tdsecmode user1 |