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Interstage Application Server V12.0.0 ディレクトリサービス運用ガイド
FUJITSU Software

1.3.2 Interstage ディレクトリサービスの構成

Interstage ディレクトリサービスのコンポーネント構成を以下に示します。

Interstage ディレクトリサービスは、データベースとしてRDB(Symfoware Server、およびOracle Database)を使用できます。RDBに格納される情報をリポジトリデータと呼びます。

注意

RDBの文字コード系は、UTF-8を使用することを推奨します。UTF-8以外の文字コード系を使用した場合、登録できない文字があります。



Interstage ディレクトリサービス

Interstage ディレクトリサービスでは、ディレクトリサービスの情報を管理している個々のシステムを「リポジトリ」と呼びます。リポジトリは、LDAPサーバおよびリポジトリ環境で構成されています。


LDAPサーバ

Interstage ディレクトリサービスクライアント(LDAP SDK(JNDI,C API)、LDAPコマンド)、またはエントリ管理ツールからのLDAP要求を受け付け、情報の取出しおよび格納を行うプログラムです。


リポジトリ環境

Interstage ディレクトリサービスの定義ファイルを格納しています。


Interstage ディレクトリサービスクライアント

Interstage ディレクトリサービスクライアントは、LDAPコマンドおよびLDAP SDK(JNDI、C API)で構成されています。

注意

他製品、他ソフトウェアのLDAPコマンドおよびLDAP SDKは、使用しないでください。


LDAPコマンド

Interstage ディレクトリサービスサーバ上の情報を簡単に操作(検索/追加/削除/更新)するためのコマンド群です。


LDAP SDK(JNDI)

LDAPのアプリケーション(Java言語)からInterstage ディレクトリサービスにアクセスするためのJava言語用ライブラリです。


Enterprise EditionLDAP SDK(C API)

LDAPのアプリケーション(C言語)からInterstage ディレクトリサービスにアクセスするためのC言語用ライブラリです。


エントリ管理ツール

Interstage ディレクトリサービスサーバ上の情報を簡単に操作(検索/追加/削除/更新)するためのGUIベースのツールです。