Interstage ディレクトリサービスのコンポーネント構成を以下に示します。
Interstage ディレクトリサービスは、データベースとしてRDB(Symfoware Server、およびOracle Database)を使用できます。RDBに格納される情報をリポジトリデータと呼びます。
注意
RDBの文字コード系は、UTF-8を使用することを推奨します。UTF-8以外の文字コード系を使用した場合、登録できない文字があります。
■Interstage ディレクトリサービス
Interstage ディレクトリサービスでは、ディレクトリサービスの情報を管理している個々のシステムを「リポジトリ」と呼びます。リポジトリは、LDAPサーバおよびリポジトリ環境で構成されています。
Interstage ディレクトリサービスクライアント(LDAP SDK(JNDI,C API)、LDAPコマンド)、またはエントリ管理ツールからのLDAP要求を受け付け、情報の取出しおよび格納を行うプログラムです。
Interstage ディレクトリサービスの定義ファイルを格納しています。
■Interstage ディレクトリサービスクライアント
Interstage ディレクトリサービスクライアントは、LDAPコマンドおよびLDAP SDK(JNDI、C API)で構成されています。
注意
他製品、他ソフトウェアのLDAPコマンドおよびLDAP SDKは、使用しないでください。
Interstage ディレクトリサービスサーバ上の情報を簡単に操作(検索/追加/削除/更新)するためのコマンド群です。
LDAPのアプリケーション(Java言語)からInterstage ディレクトリサービスにアクセスするためのJava言語用ライブラリです。
LDAPのアプリケーション(C言語)からInterstage ディレクトリサービスにアクセスするためのC言語用ライブラリです。
■エントリ管理ツール
Interstage ディレクトリサービスサーバ上の情報を簡単に操作(検索/追加/削除/更新)するためのGUIベースのツールです。