SSL連携を使用する場合は、SSLを使用した暗号化通信の設定を、Interstage管理コンソールを使用して行ってください。
その他の作業は、CORBAサービスのアプリケーションと同様です。詳細については、「第17章 CORBAサービスでSSLを利用する方法」を参照してください。
EJBサービスの固有作業について、以下に説明します。
SSLを使用した暗号化通信の設定と解除
Interstage管理コンソールを使用して、SSLを使用した暗号化通信の設定と解除を行います。
設定する場合
Interstage管理コンソールの次の画面でSSLを利用するIJServerワークユニットのEJBコンテナの設定をします。
Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定] > [詳細設定] > [EJBコンテナ設定] > [IIOP通信のSSL使用]で“使用する”を設定してください。
解除する場合
Interstage管理コンソールの次の画面でSSLを利用するIJServerワークユニットのEJBコンテナの設定をします。
Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定] > [詳細設定] > [EJBコンテナ設定] > [IIOP通信のSSL使用]で“使用しない”を設定してください。
注意
IIOP通信のSSL使用は、ワークユニットタイプが下記の場合にのみ使用できます。
WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用
EJBアプリケーションのみ運用
SSL通信設定後、CORBAサービスのconfig(UNO_IIOP_ssl_port)の値を変更した場合は、EJBアプリケーションを再度配備してください。
SSL通信を使用してHTTPトンネリングを利用する場合、クライアントアプリケーションの起動時に起動パラメタを指定してください。詳細は「第11章 J2EEのHTTPトンネリング」を参照してください。