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Interstage Application Server V12.0.0 セキュリティシステム運用ガイド
FUJITSU Software

Enterprise Edition17.4 イベントサービスにおける環境設定

イベントサービスでSSL通信を行うには、CORBAサービスのSSL環境設定を行う必要があります。CORBAサービスのSSL環境設定については、「17.2 CORBAサーバの環境設定」を参照してください。

また、イベントサービスにおいて、静的生成運用/動的生成運用の環境設定時にSSL通信の設定を行う必要があります。イベントサービスにおけるSSL通信について以下に説明します。


静的生成運用の場合

esmkchnlコマンドを使用してイベントチャネルを作成する際に、-sslオプションを指定して、SSL通信の設定を行います。


イベントチャネル名「CHNL1」、イベントチャネルのグループ「GROUP1」のイベントチャネルを作成して、SSL通信を行う場合

esmkchnl -g GROUP1 -c CHNL1 -ssl

イベントサービスの静的生成運用の環境設定については、「アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)」(Interstage Application Server Enterprise Editionで提供)の「静的生成運用」を参照してください。


動的生成運用の場合(Interstage統合コマンドを使用して環境設定を行う場合)

Interstageの環境設定を行う際に、Interstage動作環境定義ファイルに以下の定義を追加して、SSL通信の設定を行います。

Event SSL=yes

イベントサービスの動的生成運用の環境設定については、「アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)」(Interstage Application Server Enterprise Editionで提供)の「動的生成運用」を参照してください。


動的生成運用の場合(イベントサービス運用コマンドを使用して環境設定を行う場合)

essetupコマンドを使用して、イベントサービスとイベントファクトリのセットアップを行う際に、-sslオプションを指定して、SSL通信の設定を行います。


最大プロセス数「5」、Mixedモデルでのサプライヤ・コンシューマ接続数の合計値「100」のイベントサービスにおいて、動的生成したイベントチャネルのSSL通信を行う場合

essetup -f -p 5 -m 100 -ssl

イベントサービスの動的生成運用の環境設定については、「アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)」(Interstage Application Server Enterprise Editionで提供)の「動的生成運用」を参照してください。