V7.0以前のInfoProvider ProとInterstage HTTP Server 2.2(Apache HTTP Server 2.2ベース)の互換情報として、機能仕様の違いを以下の表に示します。
注意
InfoProvider Proの一部の機能は、Interstage HTTP Server 2.2では使用できません。Interstage HTTP Server 2.2において使用可能な機能を設定して運用してください。
ここでは、主要な機能の違いについて説明しています。
Interstage HTTP Server 2.2の詳細な機能内容については、本マニュアルの各説明を参照してください。
InfoProvider Proの詳細については、移行するInfoProvider Proのバージョンの「Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)」を参照してください。
項目 | 機能仕様の違い | ||
---|---|---|---|
InfoProvider Pro | Interstage HTTP Server 2.2 | ||
機能 | ポート番号 | インストール時にデフォルト値で設定すると、以下のポート番号を使用します。
| インストール時にデフォルト値で設定すると、ポート番号「80」を使用します。 |
コード変換 | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
拡張CGI | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
特定アプリケーション向けインタフェース | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
WebGateway連携 | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
NETSTAGE高速連携 | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
オンライン照合機能 | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
Serverヘッダ抑止 | サポートしています。 | サポートしていません。 | |
環境設定 | 環境定義ファイル | インストールパスがデフォルトの場合、以下に格納されます。
| インストールパスがデフォルトの場合、以下に格納されます。
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セキュリティ管理ファイル | 環境定義ファイルに指定したパスに、ファイル(ファイル名:任意)を格納します。 | セキュリティ管理ファイルは、ありません。環境定義ファイル(httpd.conf)に含まれます。 | |
SSL環境定義ファイル | 環境定義ファイルに指定したパスに、ファイル(ファイル名:任意)を格納します。 | SSL環境定義ファイルは、ありません。環境定義ファイル(httpd.conf)に含まれます。 | |
拡張CGI環境定義ファイル | 環境定義ファイルに指定したパスに、ファイル(ファイル名:任意)を格納します。 | 拡張CGI環境定義ファイルは、ありません。 | |
セション管理Extension環境定義ファイル | 環境定義ファイルに指定したパスに、ファイル(ファイル名:任意)を格納します。 | セション管理Extension環境定義ファイルは、ありません。 | |
運用・保守 | 起動 | ippstartコマンドでWebサーバを起動します。 | 以下のどちらかの方法でWebサーバを起動します。
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停止 | ippstopコマンドでWebサーバを停止します。 | 以下のどちらかの方法でWebサーバを停止します。
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再起動 | ipprestartコマンドでWebサーバを再起動します。 | 以下の方法でWebサーバを再起動します。
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サービス起動 |
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サービス停止 |
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自動起動/自動停止 |
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以下のシェルスクリプトで自動起動/自動停止しないように設定します。 | |||
以下のunitファイルで自動停止を行います。 | |||
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アクセスログ |
| 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| |
エラーログ | 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| |
コマンドログ | 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| コマンドログは、出力されません。コマンドでエラーが発生すると、メッセージまたはエラーログに出力されます。 | |
トレースログ | トレースログは、出力されません。 | 初期設定では、以下のファイルに出力されます。
| |
動作状態表示方法 | ippdispコマンドで動作状態を表示します。 | サーバステータスの監視機能で動作状態を表示します。 | |
メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行)方法 | 以下の方法でバックアップ・リストアを行います。
| 以下の方法でバックアップ・リストアを行います。
| |
| 以下の方法でクラスタサービスの環境を設定します。
| 以下の方法でクラスタサービスの環境を設定します。
| |
コマンド | 同じ機能のコマンド | ippstart |
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ippstop |
| ||
ipprestart |
| ||
| 同じ機能のコマンドは、ありません。 | ||
| 同じ機能のコマンドは、ありません。 | ||
| 同じ機能のコマンドは、ありません。 | ||
ippdisp | 同じ機能のコマンドは、ありません。 | ||
ippadpasswd | htpasswd | ||
ippregistupin | ihsregistupin | ||
ippbackup | ahsbackup | ||
ipprestore | ahsrestore | ||
コマンド格納先 | インストールパスがデフォルトの場合、以下に格納されます。
| インストールパスがデフォルトの場合、以下に格納されます。
| |
メッセージ | 出力メッセージ | 以下のメッセージが出力されます。
| 以下のメッセージが出力されます。
|
< >:< >内は、可変情報であることを示します。