グラフィカルエディタを使用中、java.lang.OutOfMemoryErrorが発生する。
【現象】
グラフィカルエディタを使用中にjava.lang.OutOfMemoryErrorのエラーが発生します。
【対処】
Javaヒープ不足が原因の可能性があります。
レジストリでグラフィカルエディタを使用する時のヒープサイズの最大値を指定することができます。
注意
レジストリの編集操作を誤るとシステムが不安定になる可能性がありますので、操作の際には指定されたキー以外は一切変更を加えないよう注意してください。また、操作前には必ずレジストリのバックアップを行ってください。
ヒープサイズの最大値を256MBと指定する場合のレジストリ情報の指定方法を以下に示します。
レジストリエディタを起動します。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Component Designer\F5DRJFRX」キー(*1)を作成します。
*1:64ビット版OSの場合は、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\Component Designer\F5DRJFRX」キーです。
F5DRJFRXキーにREG_DWORD型でMaxHeapSizeという値を作成し、「256」(10進数)を設定します。
最大値を指定していない場合は、128MBで動作します。
パネルに貼りつけたBeanが操作できない。
【現象】
[貼り付け]コマンドでパネルをフレームなどに貼り付けると、パネルの矩形プロパティのサイズ(幅、高さ)が0と表示され、パネル内のBeanが操作できなくなる場合があります。
【対処】
現象が発生した場合は、以下のどちらかの方法で対処してください。
Beanを配置するJavaフォームウィンドウの大きさをマウスで変更し、パネルの矩形プロパティのサイズが設定されることを確認してください。
一旦グラフィカルエディタを保存して終了し、再度グラフィカルエディタを起動してください。