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Interstage Studio V12.0.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.2.8 運用環境への配布

Java EEアプリケーションを運用環境に配布するには、アーカイブファイルを作成する必要があります。作成したアーカイブファイルは、サーバの配備機能を利用して、サーバに配備します。

アーカイブファイルの作成

アーカイブファイルを作成するにはエクスポートウィザードを利用します。

エクスポート

  1. エクスポートウィザードの起動
    [ファイル] > [エクスポート]を選択します。

  2. 設定項目の入力

    • エクスポート先の選択

      プロジェクト

      エクスポート先

      EJBプロジェクト

      [EJB] > [EJB JARファイル]

      エンタープライズアプリケーションプロジェクト

      [Java EE] > [EARファイル]

      アプリケーションクライアントプロジェクト

      エンタープライズアプリケーションプロジェクトで作成するアプリケーションに含まれるため、EARとしてエクスポートします。単体でエクスポートする場合には以下を使用します。

      [Java EE] > [アプリケーション・クライアントJARファイル]

      動的Webプロジェクト

      [Web] > [WARファイル]

      JPAプロジェクト

      エンタープライズアプリケーションプロジェクトまたは動的Webプロジェクトで作成するアプリケーションに含まれるため、EARまたはWARとしてエクスポートします。単体でエクスポートする場合には以下を使用します。

      [Java] > [JARファイル]

    • モジュール/アプリケーション/プロジェクト
      エクスポートするプロジェクトを指定します。

    • 宛先
      アーカイブファイルの作成先を指定します。

ポイント

  • エンタープライズアプリケーションプロジェクトをエクスポートすると、それに含まれている各プロジェクトのアーカイブファイルを含んだEARファイルが作成されるため、個々にアーカイブファイルを作成する必要はありません。

  • ビルドパスに含めているJARファイルのうち、EARに入れないJARファイルは、サーバのクラスパスに設定します。

  • ターゲットランライムの[特定のサーバー・ランタイムに最適化]をチェックしても、最適化などの特別な処理は行いません。この機能(最適化)は、サーバランタイムを提供するOSSやベンダーが、サーバランタイム固有の処理を実装するために用意されている機能です。Interstage StudioではInterstage Application Server用の固有処理を提供していませんので、このチェックボックスの指定で処理が変わる事はありません。

サーバへの配備

サーバへの配備は、サーバの配備機能を利用します。
配備の詳細については、"Interstage Application Server Java EE 7 設計・構築・運用ガイド"の"アプリケーションの配備"を参照してください。