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Interstage Studio V12.0.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.2.6 問題の検出と修正

JavaファイルやJSPファイルなどのソースファイルの中に、エラーや警告などの問題がある場合は、その部分にマーカが設定されます。そのため、問題は、エディタのルーラー上のアイコンやソースが強調表示されることで確認できます。また、マーカービューにも一覧表示されます。マーカの情報として問題の内容が表示されているので、必要に応じて修正してください。

エラーや警告などの問題は、さまざまな機能で検出されます。問題を検出する機能を以下に示します。

6.2.6.1 Javaコンパイラ

Javaの仕様に違反しているコーディングミスだけでなく、Javaの仕様として問題は無いがトラブルの原因になる可能性がある記述をチェックすることができます。

以下にチェックする項目の概要を示します。

上記のカテゴリに属する細かいチェック項目があり、そのチェックレベルをカスタマイズすることができます。カスタマイズは、設定ページの[Java] > [コンパイラー]、またはその配下の設定ページから行います。(プロジェクト固有の設定を行う場合には、プロジェクトプロパティの[Javaコンパイラー]で行います。)

6.2.6.2 検証

以下のようなファイルやアプリケーションの妥当性を検証するバリデータが提供されており、ファイル単位やプロジェクト単位にチェックすることができます。

バリデータ

チェック内容

HTML構文バリデーター

HTMLファイルの基本構文をチェックします。

JavaScript 検証

HTML/JSPファイルに記述したJavaScriptの構文をチェックします。

JPAバリデーター

JPAアプリケーションとしての妥当性をチェックします。

JSP構文バリデーター

JSPファイルをJavaコードに変換してから、そのJavaコードにコンパイルエラーが無いかを検査することでJSPファイルの構文をチェックします。

JSPコンテンツ・バリデーター

JSPのELやディレクティブなどをチェックします。

XMLバリデーター

XMLファイルが整形式であること、および妥当であることをチェックします。

バリデータは以下を契機に動作します。

検証の設定

検証の動作をカスタマイズすることができます。カスタマイズは、設定ページの[検証]で行います。(プロジェクト固有の設定を行う場合には、プロジェクトプロパティの[検証]で行います。)
カスタマイズは以下を参考に行ってください。