名前
acpair add - コピーペアの追加
形式
acpair add -g copyGroup -p copyPair [-xml]
機能説明
コピーグループに、コピーペアを追加します。
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用している場合は、PrimaryストレージとSecondaryストレージの両方のコピーペアを追加します。
オプション
コピーグループ名を指定します。
追加するコピーペアを指定します。
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用している場合は、PrimaryストレージまたはSecondaryストレージのどちらかのコピーペアを指定します。指定したETERNUS ディスクアレイと論理ボリューム番号から、Storage ClusterのペアとなるETERNUS ディスクアレイと論理ボリューム番号が自動的に取得され、PrimaryストレージとSecondaryストレージの両方のコピーペアが追加されます。
コピーペアの形式例を以下に示します。
(1) コピー元のETERNUS名
(2) コピー元の論理ボリューム番号
(3) コピー先のETERNUS名
(4) コピー先の論理ボリューム番号
LU to Partition形式も指定できます。
LU to Partition形式の例を以下に示します。
(1) コピー元のETERNUS名
(2) コピー元の論理ボリューム番号
(3) コピー元ボリュームのエクステント開始位置(ブロック単位)
(4) コピー元ボリュームのエクステントサイズ(ブロック数)
(5) コピー先のETERNUS名
(6) コピー先の論理ボリューム番号
(7) コピー先ボリュームのエクステント開始位置(ブロック単位)
"0x"で始まる文字列は16進数を表しています。
実行結果をXML形式で表示します。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
LU to LU形式でコピーペアを登録する場合
> acpair add -g group01 -p ET001/0x1:ET001/0x6 Successful completion.
LU to Partition形式でコピーペアを登録する場合
> acpair add -g group01 -p ET001/0x122[addr=0x0,size=0x10000]:ET001/0x121[addr=0x80] Successful completion.
注意事項
コピー元とコピー先で、同じサイズの論理ボリュームを指定してください。
コピーの種類がOPC/QuickOPC/ECの場合
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用している場合
acgroup createコマンドの-aオプションまたは-tfoaオプションで指定したETERNUS名を指定してください。
コピー元およびコピー先のTFOVは同じTFOグループに属している必要があります。
すべてのコピーペアは同じTFOグループに属している必要があります。
非TFOVを含むコピーペアは登録できません。
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用していない場合
acgroup createコマンドの-aオプションで指定したETERNUS名を指定してください。
コピーの種類がSnapOPCPの場合
acgroup createコマンドの-aオプションで指定したETERNUS名を指定してください。
指定するコピーペアのコピー元が同じコピーペアは、SnapOPC+の最大セッション数を超えるとエラーになります。
コピーの種類がRECの場合
acgroup createコマンドの、-aオプションまたは-remoteオプションで指定したETERNUS名を指定してください。
コピー元とコピー先で、異なるETERNUS名を指定してください。
追加するコピーペアのコピー元のETERNUS名およびコピー先のETERNUS名は、すでに追加されているコピーペアのコピー元のETERNUS名およびコピー先のETERNUS名と同じである必要があります。