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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.4 運用ガイド Copy Control Module編
FUJITSU Storage

E.6 運用設計

サーバ構成の設計

CCMサーバ

VMwareスクリプトを実行するバックアップサーバです。

vCenterサーバ

仮想マシンの管理および操作を一元的に行います。

ESXiサーバ

仮想マシンの実行環境を提供するサーバです。

VMwareスクリプトは以下のVMware vSphereの機能が動作している環境でも使用できます。

  • vSphere HA

  • vSphere DRS

  • vMotion

  • Storage DRS (同一ETERNUS ディスクアレイ内だけ)

  • Storage vMotion (同一ETERNUS ディスクアレイ内だけ)

注意

Storage DRSまたはStorage vMotionは、システム領域だけをバックアップ対象とした仮想マシンで利用可能です。

ボリューム構成の設計

以下の条件を満たすように、ボリューム(LU)の構成を設計してください。

業務ボリューム容量の見積り式

【システム領域またはデータ領域のサイズが20GB以上の場合】
業務ボリューム容量 = システム領域またはデータ領域のサイズ(仮想ディスクサイズ) × 2

【システム領域またはデータ領域のサイズが20GB未満の場合】
業務ボリューム容量 = システム領域またはデータ領域のサイズ(仮想ディスクサイズ) + 20GB

仮想マシン構築時注意事項

ESXiサーバ上で仮想マシン(VM)を構築する際の注意事項は、以下のとおりです。

図E.7 VMwareスクリプトでバックアップ/リストアの対象となるボリューム構成イメージ(システム領域だけをバックアップする構成)

図E.8 VMwareスクリプトでバックアップ/リストアの対象となるボリューム構成イメージ(システム領域とデータ領域のセットでバックアップする構成)