HA Database Readyでトラブルが発生した場合に、富士通サポートセンターに調査を依頼するときに必要となる初期調査資料の採取手順を説明します。
Appliance Managerで[保守]タブを選択し、次に[調査資料採取]タブを開きます。[調査資料採取]画面が開きます。
[採取]ボタンをクリックします。
サーバでの資料採取が完了すると、[ファイルのダウンロード]画面が表示されるので、ダウンロード先を指定します。
対処ウィンドウに[ハードウェアの異常を検出しました]が表示された場合は、ハードウェアに何らかの異常、または警告が発生していますので、以下の手順でハードウェアの調査資料を採取してください。
Appliance Managerの画面右上の[ServerViewコンソール]リンクをクリックします。
異常になっているServerUnit1またはServerUnit2を選択します。
図3.1 ServerUnit1が異常の場合
左画面のナビゲーションエリアのメニューで[メンテナンス]を選択し(1)、[診断情報収集(PrimeCollect)]を選択します(2)。
以下の画面で[診断情報収集]を選択すると、診断情報収集が開始されます。
診断情報収集が完了すると、ファイルのダウンロード画面が表示されるので、ダウンロード先を指定します。
上記で指定したダウンロード先に保存された調査資料を富士通サポートセンターへ送付してください。
ポイント
初期調査資料は、fjsnap_summaryコマンドを使用して、ディスクやプロセスの状態、定義情報などを採取しています。調査資料にお客様のユーザーデータは含まれません。
fjsnap_summaryコマンドで採取している情報の詳細は、/opt/FJSVsnap/READMEに記載されています。