実行ユーザー
スーパーユーザー
形式
/opt/FJSVclnas/sbin/hvnasdisable userApplication Resource
/opt/FJSVclnas/sbin/hvnasdisable -a [ userApplication ]
機能説明
本コマンド実行ノード (ローカルノード) 上に存在する指定された NASリソースの監視を中断します。NAS装置の保守等を行いたい場合に使用します。userApplication が起動中のときに使用できます。
userApplication が運用中に使用した場合は、すぐに監視を無効にします。このときリソースの状態は Warning となり、NAS 装置を停止しても、リソースは Warning のままとなります。(userApplication 運用中に使用する場合、リソースの状態が Warning になったことを確認して NAS装置の保守等を行ってください。)
パラメーター
userApplication には、監視中断するリソースが含まれる userApplication 名を指定します。
Resource には、監視中断する NAS リソース名を指定します。
userApplication と Resource には、ローカルノードに存在するものを指定してください。
ローカルノード上に存在し、かつ userApplication に指定された userApplication に属する全ての NAS リソースの監視を中断します。
userApplication が省略された場合、本コマンドはローカルノード上の全ての NAS リソースの監視を中断します。
終了ステータス
0 : 正常終了
1 : 異常終了
2 : 異常終了(-a オプション指定時に、いくつかのリソースの監視中断に失敗)
注意
本コマンドを実行する前に、NAS装置のボリュームを使用しているアプリケーションの停止、または、アプリケーションの監視の中断を行ってください。
本コマンドは userApplication の状態遷移中は実行しないでください。
スタンバイ運用でかつ、NR1000F クラスタの自動 takeover 機能を使用しない場合に本コマンドを使用しても NASリソースは Warning になりません。
NR1000F クラスタの自動 takeover 機能を使用し、かつ、NASリソースの監視中断を行う場合には、すべての NASリソースに対して本コマンドを実行してください。