ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER Wizard for NAS 4.5 導入運用手引書
FUJITSU Software

3.4 自動 takeover 発生後の復旧手順

NR1000F クラスタの自動 takeover 機能による自動 takeover 発生後の復旧手順は、以下のとおりになります。

復旧手順

<NR1000F(7-Mode)装置を使用している場合>

  1. 故障した NAS 装置を正常に起動させてください。

  2. NAS 装置上で 以下のコマンドを実行してください。

    cf giveback
  3. NAS 装置上で 以下のコマンドを実行し、NAS 装置が正常なクラスタ状態であることを確認してください。

    cf status
  4. 以下のコマンドを実行し、Netapp リソースの監視を再開してください。Netapp リソースの状態が Warning から Online になることを確認してください。

    # /opt/FJSVclnas/sbin/hvnasenable -a

<NR1000F(cDOT)装置を使用している場合>

  1. 故障した NAS 装置を正常に起動させてください。

  2. NAS 装置上で 以下のコマンドを実行してください。

    storage failover giveback -ofnode <NAS装置のノード>
  3. NAS 装置上で 以下のコマンドを実行し、NAS 装置が正常なクラスタ状態であることを確認してください。

    storage failover show
  4. 以下のコマンドを実行し、Netapp リソースの監視を再開してください。Netapp リソースの状態が Warning から Online になることを確認してください。

    # /opt/FJSVclnas/sbin/hvnasenable -a


参照

  • cf giveback / storage failover giveback

    コマンドの詳細は、NAS 装置のマニュアルを参照してください。

  • cf status / storage failover show

    コマンドの詳細は、NAS 装置のマニュアルを参照してください。

  • hvnasenable

    コマンドの詳細は、"4.2 hvnasenable - リソース監視の再開" を参照してください。