NR1000F クラスタの自動 takeover 機能による自動 takeover 発生後の復旧手順は、以下のとおりになります。
復旧手順
<NR1000F(7-Mode)装置を使用している場合>
故障した NAS 装置を正常に起動させてください。
NAS 装置上で 以下のコマンドを実行してください。
cf giveback
NAS 装置上で 以下のコマンドを実行し、NAS 装置が正常なクラスタ状態であることを確認してください。
cf status
以下のコマンドを実行し、Netapp リソースの監視を再開してください。Netapp リソースの状態が Warning から Online になることを確認してください。
# /opt/FJSVclnas/sbin/hvnasenable -a
<NR1000F(cDOT)装置を使用している場合>
故障した NAS 装置を正常に起動させてください。
NAS 装置上で 以下のコマンドを実行してください。
storage failover giveback -ofnode <NAS装置のノード名>
NAS 装置上で 以下のコマンドを実行し、NAS 装置が正常なクラスタ状態であることを確認してください。
storage failover show
以下のコマンドを実行し、Netapp リソースの監視を再開してください。Netapp リソースの状態が Warning から Online になることを確認してください。
# /opt/FJSVclnas/sbin/hvnasenable -a
参照
cf giveback / storage failover giveback
コマンドの詳細は、NAS 装置のマニュアルを参照してください。
cf status / storage failover show
コマンドの詳細は、NAS 装置のマニュアルを参照してください。
hvnasenable
コマンドの詳細は、"4.2 hvnasenable - リソース監視の再開" を参照してください。