Oracle インスタンスリソースのみ、またはリスナーリソースのみを削除する場合の手順です。
例
Oracle インスタンスとリスナーを含むスタンバイ運用の userApplication から、リスナーのみを削除するような場合です。
全ノードの RMS を停止します。
userApplication Configuration Wizard を起動します。
「userApplication Configuration メニュー」画面で、「userApplicationやResourceの変更」を選択し、「次へ」をクリックします。
「userApplicationとResourceの一覧」画面のリストから、削除対象の Oracle インスタンス、リスナー、または Oracle Clusterware を含む Oracle リソース(例:Oracle1)を選択し、「次へ」をクリックします。
「Resourceの設定」画面で、削除対象の既存リソースを選択し、「次へ」をクリックします。
スタンバイ運用およびシングルノードクラスタ運用の場合
Oracle インスタンスリソース、または Oracle ASM インスタンスリソースの場合は「Oracleインスタンス名[n]='OracleSID'」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「何も設定しない」を選択し、「次へ」をクリックします。
リスナーリソースの場合は「Oracleリスナー名[n]=LISTENER」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「何も設定しない」を選択し、「次へ」をクリックします。
Oracle RAC 11g R2/12c R1 スケーラブル運用の場合
Oracle Clusterware リソースの場合は、「Oracle 11gR2/12cR1のClusterwareリソース[n]=Clusterware」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「何も設定しない」を選択し、「次へ」をクリックします。
Oracle RAC インスタンスリソースの場合は「Oracle RAC11gR2/12cR1のインスタンスリソース[n]=OracleSID」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「何も設定しない」を選択し、「次へ」をクリックします。
Oracle RAC リスナーリソースの場合は「Oracle RAC11gR2/12cR1のリスナーリソース[n]=CRSリソース名」を選択し、「次へ」をクリックします。さらに次の画面で、「何も設定しない」を選択し、「次へ」をクリックします。
他のリソースも削除する場合、本手順5を繰り返します。
注意
Oracle リソース(例:Oracle1)に含まれている全てのリソースを削除することはできません。少なくとも一つ以上の Oracle インスタンス、リスナー、または Oracle Clusterware がリソース登録されている必要があります。
Oracle リソース内の全てのリソースを削除したい場合、“B.4.2 まとめて削除する場合” の手順を実施してください。
リソースの削除が全て完了したら、「Resourceの設定」画面で「保存して登録」を選択し、「登録」をクリックします。
続いて表示される応答メッセージ「0803 設定内容をシステムに登録しますか?」に対し、「はい」をクリックします。
応答メッセージ「0817 RMS Configuration情報の配布を行いますか?」に対し、「はい」をクリックします。
「userApplication Configuration メニュー」画面で、「完了」をクリックし、userApplication Configuration Wizardを終了します。