ページの先頭行へ戻る
Interstage AR Processing Server V1.1.2 開発ガイド
FUJITSU Software

5.3 iOS版ネイティブアプリケーションの開発

システム開発者がiOS版のネイティブアプリケーションの開発を行う場合は、プロジェクトARClientDevを利用してください。

iOS 9.0 以上では通信のセキュリティを確保するためApp Transport Security(以下ATS)が設定されています。 ATSの設定を変更しない場合、アプリからは必要条件を満たすHTTPS通信のみ可能となっています。 そのため本製品では従来のHTTP通信も可能となるよう、Info.plistに以下の設定を追加しています。

<key>NSAppTransportSecurity</key>
<dict>
   <key>NSAllowsArbitraryLoads</key>
   <true/>
</dict>

注意

  • プロジェクトARClientAuthoringはクライアントオーサリングツールをビルドする以外の目的で使用しないでください。
  • 本製品での全ての通信はATSが無効となっています。 非推奨とされているため、Store登録時など必要に応じてATSを有効にする設定をしてください。
  • 各Info.plistは以下の場所にあります。
    ・ARClientDev
    [zip解凍フォルダ]\ARClientDev\ARClientDev-Info.plist
    ・ARClientAuthoring
    [zip解凍フォルダ]\ARClientAuthoring\ARClientAuthoring-Info.plist