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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.5 運用ガイド
FUJITSU Storage

D.3 システムボリュームのバックアップ

レプリケーション機能を利用して、システムボリュームをバックアップします。

バックアップ時は、バックアップ対象のサーバを停止してください。

注意

バックアップ対象のサーバが動作中にバックアップすると、データの更新中にバックアップが行われ、データの整合性が確保されず、バックアップが完了しても正しいデータがバックアップされていない場合があります。

また、正しくバックアップされていないデータをリストアしてもシステムが正常に起動しない場合があります。

図D.3 システムボリュームのバックアップ

バックアップは以下の手順で行います。

  1. バックアップ対象のサーバを停止します。

    サーバの停止後、サーバの電源が停止していることを確認します。

  2. バックアップ操作を行うサーバで、swsrpmakeコマンドを実行します。

    C:\>C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpmake -m SYSVOL@TRG-SV SBKVOL@SBK-SV

    注)コマンドのオペランドは、以下の内容を例として「ボリューム名@管理対象サーバ名」の形式で指定したものです。

    • バックアップ/リストア対象のサーバ名: TRG-SV

    • システムボリューム名: SYSVOL

    • バックアップ/リストア操作を行うサーバ名: SBK-SV

    • バックアップボリューム名: SBKVOL

  3. バックアップ対象サーバを起動します。