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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.5 運用ガイド
FUJITSU Storage

12.8.2 事前準備

事前準備の流れを以下に示します。

ここでは、手順2、3、7について説明します。

手順2、3、7以外の手順は、非TFOVの場合と同じです。詳細は、「第9章 Hyper-Vのバックアップとリストア」の該当箇所を参照してください。

図12.8 事前準備の流れ

12.8.2.1 AdvancedCopy Managerの環境設定

Hyper-VホストとバックアップサーバでAdvancedCopy Managerの環境を設定してください。作業手順は以下のとおりです。

  1. 7.4.1 サービスの起動

  2. 7.4.2 Webコンソールの起動

  3. 7.4.3 管理対象サーバの登録

  4. Storage Clusterの設定
    Storage Clusterの設定は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。

  5. 7.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み

12.8.2.2 複写元/複写先ボリュームの設定

複写元/複写先ボリュームの設定方法は、「9.3.6 複製元/複製先ボリュームの設定」を参照してください。

Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用する場合は、以下の点にも留意してください。

注意

  • アドバンスト・コピーライセンスは、PrimaryストレージおよびSecondaryストレージの、それぞれのETERNUS ディスクアレイに登録してください。アドバンスト・コピーライセンスの登録方法は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ライセンスの登録」を参照してください。

  • 複製元ボリュームと複製先ボリュームは、同じTFOグループに属している必要があります。

  • グループに登録するすべての複製ボリュームは、同じTFOグループに属している必要があります。

  • 非TFOVは、複写元/複写先ボリュームとして登録できません。

  • PrimaryストレージとSecondaryストレージ間で同期していない複製ボリュームは登録できません。

  • 設定中は、フェイルオーバまたはフェイルバックを実施しないでください。

12.8.2.3 コピーセットの登録

コピーセットの登録方法は、「9.3.9 コピーセットの登録」を参照してください。

Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用する場合は、以下の点にも留意してください。

注意

9.3.9.1 コピーセットファイルの作成」でコピーセットファイルに記載するコピー先OLUおよびコピー先Box IDには、Primaryストレージのコピー先OLUおよびコピー先Box IDを指定してください。