バックアップウィザード(for SQL Server)によるバックアップ設定を行ったあと、データベースまたはボリュームの構成を変更する場合は、必ず以下の手順を実施してください。
現在の構成を削除します。
「10.5.4.1 バックアップスクリプトの作成」で生成したバックアップ解除スクリプトを使って、現在の構成を削除します。
データベースまたはボリュームの構成を変更します。
バックアップウィザード(for SQL Server)を使用して、バックアップ設定、および完全バックアップ実行スクリプトを生成します。
バックアップを実行します。
バックアップの詳細は、「10.5.4.2 バックアップ実行」を参照してください。
注意
本手順以外の手順で構成変更してバックアップ運用を続けた場合、正しいバックアップが取得されず、リストアに失敗することがあります。
参考
構成変更の対象となる操作は以下のとおりです。
SQL Serverデータベースの構成変更
データベースの追加/削除
バックアップ設定済みボリューム内へのデータベース追加
データベース構成変更
データファイルまたはトランザクションログファイルの追加/変更/削除
データベースファイルの格納先の変更
データベースの復旧モデルの変更
インスタンス名の変更
データベース名の変更
SQL Serverデータベースのバックアップ対象ボリュームの構成変更
バックアップ対象ボリューム構成の変更
ボリュームの変更/削除
パーティション追加/削除
バックアップ対象ボリュームのドライブ/フォルダーマウントの変更
ファイルシステムの変更