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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.5 運用ガイド
FUJITSU Storage

10.5.7 構成変更

バックアップウィザード(for SQL Server)によるバックアップ設定を行ったあと、データベースまたはボリュームの構成を変更する場合は、必ず以下の手順を実施してください。

  1. 現在の構成を削除します。
    10.5.4.1 バックアップスクリプトの作成」で生成したバックアップ解除スクリプトを使って、現在の構成を削除します。

  2. データベースまたはボリュームの構成を変更します。

  3. バックアップウィザード(for SQL Server)を使用して、バックアップ設定、および完全バックアップ実行スクリプトを生成します。

  4. バックアップを実行します。
    バックアップの詳細は、「10.5.4.2 バックアップ実行」を参照してください。

注意

本手順以外の手順で構成変更してバックアップ運用を続けた場合、正しいバックアップが取得されず、リストアに失敗することがあります。

参考

構成変更の対象となる操作は以下のとおりです。

  • SQL Serverデータベースの構成変更

    • データベースの追加/削除

  • バックアップ設定済みボリューム内へのデータベース追加

    • データベース構成変更

  • データファイルまたはトランザクションログファイルの追加/変更/削除

  • データベースファイルの格納先の変更

    • データベースの復旧モデルの変更

    • インスタンス名の変更

    • データベース名の変更

  • SQL Serverデータベースのバックアップ対象ボリュームの構成変更

    • バックアップ対象ボリューム構成の変更

  • ボリュームの変更/削除

  • パーティション追加/削除

    • バックアップ対象ボリュームのドライブ/フォルダーマウントの変更

    • ファイルシステムの変更