ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.5 運用ガイド
FUJITSU Storage

8.1.8 アンインストール時の作業

アンインストール作業について説明します。

アンインストール作業の流れを以下に示します。

図8.24 アンインストール作業の流れ

8.1.8.1 バックアップコピー処理の停止

業務サーバで、VSSHPのstxvqueryコマンド(バックアップ状況照会コマンド)を実行してコピー状況を確認します。実行中のコピー処理がある場合は、VSSHPのstxvcopyコマンド(バックアップ制御コマンド)またはstxvstopallコマンド(一括停止コマンド)でコピー処理を停止します。

8.1.8.2 複製元/複製先ボリュームの削除

swsrpdelvolコマンドを実行して、設定されている複製元/複製先ボリュームを削除します。

継続して複製元/複製先ボリュームを使用しない場合は、ディスクを初期化します。手順は、「8.1.6.4 ディスクの初期化」を参照してください。

8.1.8.3 管理対象サーバの削除

アンインストールする管理対象サーバをAdvancedCopy Managerの管理配下から削除します。
管理対象サーバの削除は、Webコンソールおよびstgxfwcmdelsrvコマンドで実施できます。

stgxfwcmdelsrvコマンドで削除した場合は、削除した管理対象サーバでのエージェント利用形態によって、以下の操作を実施してWebコンソールに反映します。

8.1.8.4 AdvancedCopy Managerのクラスタアンセットアップ(Exchange Server 2007の場合だけ)

業務サーバがクラスタ構成の場合、業務サーバで、管理対象サーバ業務または運用管理サーバの削除を実施します。クラスタアンセットアップの詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』を参照してください。

8.1.8.5 プロバイダのアンインストール

継続してVSSHPを使用しない場合、『ETERNUS VSS Hardware Provider ユーザーズガイド』の「VSSHPのアンインストール」を参照し、業務サーバとバックアップサーバでVSSHPをアンインストールします。

注意

バックアップサーバまたは業務サーバに、運用を継続するほかのストレージグループが存在する場合は、VSSHPをアンインストールしないでください。

8.1.8.6 AdvancedCopy Managerのアンインストール

『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのアンインストール」および「AdvancedCopy Managerエージェントのアンインストール」を参照し、AdvancedCopy Managerをアンインストールします。