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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.5 運用ガイド
FUJITSU Storage

7.5.3 レプリケーション機能を利用したバックアップ/リストア

swsrpsetvolコマンドの設定で、双方向に定義したボリュームペアに関して、複製先ボリュームから複製元ボリュームへデータをリストアできます。

リストアは以下の手順で実行できます。

  1. リストア対象のボリュームにECセッションが存在する場合は、swsrpcancelコマンドを実行します。

  2. 複製元ボリュームと複製先ボリュームの指定をレプリケーション実行時と逆にして、swsrpmakeコマンドを実行します。QuickOPC/SnapOPC/SnapOPC+を使用した運用の場合は、-Tオプション、-Cオプション、-Pオプションを指定せずにswsrpmakeコマンドを実行します。

注意

SnapOPC+のリストアをサポートしていないディスクアレイ装置の場合は、レプリケーション機能を利用したリストアができません。

リストアが必要な場合は、複製先ボリュームから手動でコピーしてください。

図7.47 SnapOPC+の手動によるリストア